登録 : 2016.08.24 06:08 修正 : 2016.08.24 06:41

東京で3カ国外相会議 

日中関係、悪化の一途をたどる 
「言うべきことは言う」と公言

韓中外相会談は辛うじて日程決める

中国の王毅外交部長や岸田文雄・外相、ユン・ビョンセ外交長官が23日午後、東京丸の内パレスホテルで開かれた晩餐会の前に記念撮影をしている。彼らの表情は暗くなかったが、無言のまま席をその場を後にした//ハンギョレ新聞社
 「…」

 23日午後6時30分、東京丸の内パレスホテル。韓中日外相会談を翌日に控えた3カ国の外相が予定されていた晩餐会のために顔を合わせた。議長国日本の岸田文雄・外相が左側の王毅・中国外交部長と、右側のユン・ビョンセ外交長官とそれぞれ手を交差してつなぎ、記者団に笑顔でポーズを取った。しかし、実現まで困難を極めた今回の外相会議の雰囲気を反映するかのように、3カ国の外相は無言のままその場を離れた。

 今回の外相会議はギクシャクした3カ国の関係を反映するかのように、日程の調整から難航を重ねた。日本の外務省は会議開催の前日である23日午前になってようやく「24日午前10時45分開始」という会議の日程を確定した。外相会議後には、12時25分に記者会見が開かれ、午後には日中・韓日の2国間外相会談が行われる予定だ。韓中の2国間外相会談は、同日午後遅く、ようやく3カ国会議前の午前9時半に開始する日程が決まった。

 今回の会議で注目を集めているのは、3カ国外相会議そのものよりも、南シナ海問題と尖閣諸島(中国名・釣魚島)領海侵犯などの問題で、悪化した日中関係だ。中国は今年7月12日にハーグ国際仲裁裁判所が下した南シナ海の領有権をめぐる判決以降、同問題に対する日本の過度な干渉に激しく反発している。そのためか、今月5日以降、日中間の領有権争いが続いている尖閣諸島周辺海域に、中国海上警察船を数回にわたり投入し、日本を刺激してきた。

 岸田文雄・外相は23日「日中の懸案事項は、2国間の外相会談で取り上げたい。日本の考えや立場について明確に伝える」とし、今回の両者会談を機に、中国に強く抗議する意向を明らかにした。中国外交部の陸慷報道官も23日の定例記者会見で、「南(シナ)海問題で日本は国際社会の多くの国々、特に該当地域の国々の意見をかえりみず、誇張されたイメージを作り上げた。王毅部長が日本にいって会議に出席し、日本側と接触した際に、必ず日本側に中国の厳正な立場を表明するものと信じている」と述べた。

 しかし、今回の3カ国外相会議が実現されたことについては肯定的に評価した。菅義偉・官房長官は定例記者会見で「3か国の外相が一堂に会して、率直な意見交換をすることは極めて有意義なことだ。今回の外相会議が、本年中に行われることになっている日中韓サミットの成功の大きなはずみになることを強く期待したい」と述べた。中国の「新京报」は会議開催の決定が「3カ国が努力を傾けた結果であり、将来の東アジア情勢が緩和に傾く可能性を反映したもの」としたうえで、「1回の外相会議やサミットだけで、中日韓の複雑な問題を全て解決できるわけにはいかないが、協力体制の正常な運用を維持することで、少なくとも互いについて誤った判断を下すことは避けるべきだ」と指摘した。

 今回の3カ国外相会議では共同報道発表文は採択しない予定だ。外交部のチョ・ジュンヒョク報道官は定例記者会見で「日程に余裕がなく、共同報道発表について十分な協議ができなかった」として、今回の会談が実現されるまで3カ国間の交渉がかなり難航したことを示唆した。

東京、北京/キル・ユンヒョン、キム・ウェヒョン特派員、イ・ジェフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2016-08-23 21:01

http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/758066.html訳H.J

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