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習近平中国国家主席（右）と日本の安倍晋三首相が4月22日午後、バンドン会議60周年記念アジア·アフリカ会議が開かれているインドネシアのジャカルタで会って握手している＝資料写真//ハンギョレ新聞社

　習近平・中国国家主席が日本の企業家など約3000人の訪問団を率いて中国を訪問した二階俊博・自民党総務会長を歓待した。 安倍晋三日本首相の歴史認識に対して警戒を緩めないとしながらも、中日関係を管理・回復して行く意志を改めて明らかにしたものと解釈される。

　習主席は23日午後、北京人民大会堂で開かれた中日友好交流大会に参加して「中国は日本と関係を発展させることをとても重視している。 両国関係には何度も風雨(困難)があったが、中国のこのような基本方針は常に変わらなかったし、今後も変わらないだろう」と述べた。習主席はその一方で「今年は中国にとっては抗日戦争勝利70周年になる年だ。日本軍国主義の侵略の歴史を歪曲、美化しようとするいかなる言動も中国人民とアジアの被害国人民は許さないだろう」とし、安倍談話に対する警戒を緩めなかったと日本のメディアが伝えた。 NHK放送は「習主席が人民大会堂の日本訪問団の前で演説したことは国家主席就任以来初めて」とし、習主席の今回の歓待を中日関係改善のための重要な信号弾と解釈した。 習主席は実際、この日の行事で二階総務会長と一貫して笑顔で歓談するなど、安倍首相と行った二度の首脳会談時より穏やかな姿を演出した。