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‘バカンス食卓物価’ 46% 暴騰

原文入力:2011/08/02 22:10(1666字)
チョ・ギウォン記者

4人家族‘三枚肉・野菜・スイカ’ 3万1680ウォン→4万6560ウォン
口蹄疫・豪雨で価格暴騰…ガソリン価格 引き上げで負担加重

←2011年夏休みシーズン 食卓物価推移

今夏、4人家族がバカンス先でサムギョプサル(豚三枚肉の焼肉)パーティーにスイカを添えて食事を楽しむためにはいくら必要だろうか? バカンス往復費用・‘ご飯’・飲み物を除いても約4万6560ウォン程が必要と調査された。1年前の昨年7月末に約3万1680ウォンかかったことに比べれば、休暇シーズンの食卓物価が46%以上も暴騰したという話だ。
<ハンギョレ>が大型マートで国内産三枚肉1㎏(1人分250g計算)とサンチュ300g、唐辛子150g、スイカ1ヶなどを購入しバカンス地に行くという仮定で計算してみた結果だ。1年間、価格の上がらなかった品目は一つもなく、特に豚三枚肉と野菜の価格上昇が急だった。

■野菜価格 急騰傾向続きそう
まずサムギョプサル パーティーに決して欠かせない品目であるサンチュと青唐辛子を見よう。先月30日現在、これら品目の価格は各々53%と144%ずつ昨年より騰がっていた。サンチュ(150g基準)価格は昨年7月に1950ウォンだったが今年に2990ウォンに、昨年7月1180ウォンで売られていた青唐辛子(150g基準)価格も今年は2880ウォンへ跳ね騰がった。最近の豪雨事態によりサンチュと青唐辛子のような野菜価格は相当期間にわたり上昇傾向が続くと見られる。

イーマート野菜担当バイヤーのキム・ドンヨン代理は「7~8月は休暇期間なのでサンチュのような野菜の消費が最も多い季節だが、収穫量は急減した」として「価格上昇傾向が少なくとも秋夕(チュソク)までは続くものと見られる」と話した。

口蹄疫の余波で三枚肉価格が暴騰したことも休暇シーズン食卓物価負担を加重させた主犯だ。国内産三枚肉(100g基準)の価格上昇率は1年間で44%にもなった。 ただし政府の外国産三枚肉無関税輸入政策などにより、今後は三枚肉価格は下落傾向に反転するだろうという展望が優勢だ。ホームプラス畜産チームのチョン・ボムシク バイヤーは「国内産三枚肉の価格がこの間、異常に騰がったために消費が減ったが、価格がこれ以上上がるとは考えられない」と見通した。

夏の代表果物であるスイカも昨年に比べて37%ほど高くなった。ホームプラス果物チームのキム・ジノ バイヤーは 「梅雨のために需給が円滑でない上に需要は多いために価格が上がった」として「今週からは多少安定化傾向に入るだろう」と話した。

■加工食品の価格も負担
サムギョプサル パーティーの後、簡単にツナ缶ンを入れたキムチチゲでも作って食べようとすれば、その負担も侮れない。加工食品の価格も大きく上がったためだ。大型マートで売られているドンウォン ツナ缶100g 3ヶ入り価格は先月末現在で4900ウォンであり、1年前(4480ウォン)に比べて420ウォン上がった。宗家キムチ3.7㎏一袋は昨年に比べて約30%上がった2万6200ウォンで販売されている。ロッテマート関係者は「マグロの漁獲量が減りツナ缶価格が上がり、キムチ価格もハクサイと唐辛子など原材料価格が上がったことが反映されている」と話した。

このように最小限の食べ物だけ見ても今年の夏休みシーズン食卓物価は大幅に上がった。その上、昨年8月1日のリットル当たり(オピネット基準) 1717ウォンだったガソリン価格は去る1日現在1951ウォンでリットル当たり234ウォンも跳ね上がった状態だ。今夏休暇の実際費用上昇幅ははるかに大きいという話だ。 チョ・キウォン記者 garden@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/490110.html 訳J.S