原文入力:2011-05-06午後08:24:29(1135字)
チェ・ソクヨンFTA交渉代表 "反対"
イ・ジウン記者、チョン・ウンジュ記者
政府が韓-ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)批准にともなう小商工人被害対策として国会が推進中の企業型スーパーマーケット(SSM)規制法に反対するという意向を明らかにした。しかしハンナラ党と民主党は去る2日、与・野・政15人会議で合意した通り法案を処理するという意を明確にした。
チェ・ソクヨン外交通商部自由貿易協定交渉代表は6日、記者懇談会を開き「SSM法は現在でも(韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定に)反する素地があるが(国会が推進中の)新しい法の骨子はそのような背反素地をさらに拡大するもの」とし「その法案に対して政府は同意しない」と話した。
これはハンナラ党と民主党が去る2日に合意した企業型スーパーマーケット規制強化に真っ向から反するということだ。両党は企業型スーパーマーケットの開店制限距離を現行の在来市場半径500m以内から1km以内に増やし、法の日没期間を3年から5年に延長するという内容で合意した。
政府はまた、韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定発効後に再協議を行うという自身の約束に対しても留保の態度に立場を変えた。政府は去る2日、協定発効後に中小商人の困難を解消するためヨーロッパ連合側と協定文改正のための再協議をすることで与野党と合意した。チェ交渉代表は「SSM規制法が(国会を)通過せず、韓-ヨーロッパ連合協定発効以後の状況なので現段階で(再協議に対し)話せない」と語った。
しかし、この日新たに選出されたファン・ウヨ ハンナラ党院内代表は<ハンギョレ>との電話通話で「韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定を補完する枠組みとして与・野・政が合意したことであり、二つの法案を通過させることにして野党が批准同意案に合意したのであるから約束は守る」とし「早期に処理する」と話した。チョン・ビョンホン民主党政策委議長も「立法権は国会にあり与野党が合意したので合意に沿って処理すれば良い」と話した。
一方、米国貿易代表部(USTR)が最近、韓-米自由貿易協定発効後に牛肉交渉を要請する方針を公式化したことと関連してチェ交渉代表は「米国側との新しい約束はないが、2008年4月‘輸入衛生条件’合意により牛肉交渉には臨まなければならない」と説明した。 チョン・ウンジュ、イ・ジウン記者 ejung@hani.co.kr
原文: 訳J.S