原文入力:2011-04-18午後09:43:04(1041字)
農協ITチーム長 "コンピュータ・ネットワーク壊すため致命的命令 実行"
イ・ジェミョン記者
農協中央会は18日、最近のコンピュータ・ネットワーク事故と関連して「高度な技術を持った専門家による故意的なサイバーテロ」と規定した。続けて、現在95%復旧にとどまっているカード業務を22日までに正常化すると明らかにした。
キム・ユギョン農協復旧タスクフォースチーム長はこの日、ソウル農協中央会で開かれたブリーフィングで「問題を起こした命令語は全体サーバーファイルを削除するようにしたもので、国内だけでなく国外でも見たことのない史上初の事態」と話した。
キム チーム長は更に 「ハッキングは外部から特定情報を取得し利益を見るものだが、今回の事件は内部で行われており、同時多発的に起きた」として「該当サーバーのファイルを破壊するようにする内部命令語はエンジニアでなければ分からない」と付け加えた。内部で意図的にコンピュータ・ネットワークを壊そうとして致命的な命令語を実行したということだ。しかしキム チーム長は事故当時、協力業者のノートブックが外部インターネット網に連結されていたか、事故当時に協力業者職員がノートブックを操作していたかなどについては「捜査中の事案」として言及を避けた。
同時に農協は中継サーバーに保管されていたクレジットカード取引明細などのデータが損傷したという事実を確認した。イ・ジェグァン農協専務は「中継サーバーとバックアップ装置に保管されていたクレジットカード取引データが失われた」とし「復元するのに長時間が必要とされ22日までに完了する予定」と話した。農協はまた、今回の事故で7万3500件、577億7800万ウォンのカード代金入金が遅れていると明らかにした。これに伴い、コンピュータ・ネットワーク事故で発生した延滞利子などは嘆願受付と関係なく全て補償することにした。農協には17日午後6時を基準として31万1000件の嘆願が受け付けられており被害補償要求は920件と集計された。また、電算障害のために発生した信用不良情報は他の金融機関と協議し削除を要請することにした。
イ・ジェミョン記者 miso@hani.co.kr
原文: 訳J.S