原文入力:2011-03-11午前08:34:34(1253字)
キム・ギョンナク記者
←ホ・チャンス全国経済人連合会会長(左側から)とチョン・モング現代・起亜車グループ会長、イ・ゴンヒ三星会長が10日午後、ソウル市、龍山区、漢南洞のハイアットホテルで全経連会長団会議をした後、晩餐の席で乾杯している。 共同取材写真
"社会主義用語なのか共産主義用語なのか、まったく聞いたことがない。" イ・ゴンヒ三星会長が10日、チョン・ウンチャン同伴成長委員会委員長が提案した‘超過利益共有制’を正面批判した。イ会長はこの日、ソウル、龍山区のハイアット ホテルで開かれた全国経済人連合会会長団会議に先立ち記者らと会い、「幼い時から企業家の家で育ち経済学の勉強をしてきたが、利益共有制という話は聞いたこともなく理解もできない」として このように話した。
イ会長はまた、現政権の経済政策に対し「一貫して(経済が)成長してきたので落第点を与えてはいけないでしょう」とし「満足ではないけれど落第はないとみる」と話した。普段から直接的な話法を避けてきたイ会長が利益共有制批判に続き政府の経済政策に対する評価を出したことも異例なことだ。
チョン・ビョンチョル全経連常勤副会長はこの日の会議を終えた後、記者らに「チョン委員長が話したことはまだ具体化されていないため今日の会議では全く議論にならなかった」とし、財界総帥らの間では利益共有制が特別な話題にならなかったことを明らかにした。
全経連はこの日 創立50周年をむかえる来る9月までに‘韓国経済100年ビジョン’を樹立することで意見を集約した。チョン副会長は「全経連が国家経済全体次元で国家と国民を先に考える経済団体として発展しなければならないということで会長団が認識を共通にした」とし「そのために市民社会、労働界、青年層、中小企業界など多様な階層に(全経連が)より一層近付く」と話した。
この日の会議にはイ・ゴンヒ会長をはじめチョン・モング現代車会長、SK会長、シン・ドンビン ロッテ会長、チョン・ジュンサン ポスコ会長、パク・サムグ錦湖アシアナ会長、パク・ヨンヒョン斗山会長など財界総帥16人が参加した。会議後に開かれた晩餐にはキム・ファンシク国務総理も席を共にした。会長団は計21人(チョン・ビョンチョル常勤副会長を含む)で構成されているので、全経連創立以来 最も高い出席率を記録し、先月新たにスタートしたホ・チャンス会長体制に力を与えた。特にイ・ゴンヒ会長が会長団会議に姿を見せたことは昨年7月イ会長の個人執務室である承志園で開かれた晩餐を除けば2007年以後初めてだ。 キム・ギョンナク、イ・ヒョンソプ記者 sp96@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/467548.html 訳J.S