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MacBook Air スマートフォンみたいな見慣れないノートブック

原文入力:2010-11-23午前08:53:22(1501字)
無線ラン環境に適合…最低仕様 129万ウォン

ク・ポングォン記者











↑ MacBook Air
最近、国内発売されたアップルの新しい製品MacBook Air(写真) 29.5?(11.6インチ)を5日間 使ってみた。MacBook Airは2008年1月にマックワールド行事でスティーブ・ジョブス アップル最高経営者(CEO)が書類封筒の中から取り出した世界で最もスマートなコンピュータとして有名だ。当時のMacBook Airは厚さ1.9?、重さ1.36?、画面 13.1インチに過ぎなかったが、今回新しく出てきたモデルはさらに軽くなり薄くなり小さくなった。画面の大きさ11.6インチ、重さは1.06?に縮小され、厚さも厚いところで1.7?で、薄い側は0.3?となった。ネットブックより画面は大きく重さも軽いが、マイクロソフト(MS)ウィンドウを使わず最も廉価なモデルが129万ウォンという点は、ネットブックとは比較対象ではないということを表している。

プラスチックの代わりにアルミニウム塊を継ぎ目なしで加工した本体は色彩と質感において機械的美しさを感じさせてくれる。ノートブックは携帯しながら使うコンピュータということを新しいMacBook Airはよく実現している。軽いうえにいつでも持ち歩き、さわっていたい程につやつやしている。速度1.4GHzの中央処理装置と2GBRAMに64GBメモリーを搭載した。特徴はハードディスク方式の保存装置をなくしフラッシュメモリーを使ったソリッドステート ドライブ(SSD)メモリーを使った点だ。ハードディスクドライブをなくし重さと嵩が大きく減り、発熱を冷やす冷却ファンもなくなった。MacBook Air従来モデルがハードディスクの発熱とバッテリー性能の問題で指摘されていた点に対する当然の改善でもある。

スティーブ ジョブスがアップル製品でミニマリズムを追求しているのは広く知られているが、新しいMacBook Airは既存のどんなコンピュータより機能とデザインの側面でミニマリズムが果敢に適用された機器だ。スティーブ ジョブスは先月の製品発表行事で「新しいMacBook Airはノートブックの未来」と話したが、小さくて軽くなった新しいモデルを一種類さらに追加したという意味ではない。ハードディスクだけでなく、DVDドライブもなくLANケーブルを連結するイーサネット ポートもない。マックブック専用データ通信ケーブルであるファイアワイヤー(IEEE 1394)もなくした。USB2ヶとイヤホンジャック、充電ポートなどが残っている程度で、無線ランとブルートゥースを主な通信手段として使わなければならない。遠からず映像を鑑賞したりデータを受ける時にDVDの代わりにクラウド サービスを利用する環境に変わるという前提下で発売された製品だ。

いつでもLANケーブルを連結して使い、DVDをしばしば鑑賞したりMSウィンドウ用ソフトウェアを多く使う人には外見に比べ日常的使い回しが不便だ。だが、家庭、学校、コーヒーショップなど無線ラン環境が良いところでMS用プログラムを必ずしも使わなくとも良く文書作業やウェブサーフィン用途に主に使う人には素敵な製品だ。

ク・ポングォン記者 starry9@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/450007.html 訳J.S