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株価・為替レート‘北風 悲鳴’

原文入力:2010-05-26午前09:23:58(1190字)
欧州発危機と重なり…KOSPI 2.75%↓為替レート 35.5ウォン↑

イ・ジェソン記者,キム・スホン記者,キム・テヒョン記者

←韓国、北韓間の緊張高揚のために株価が暴落しウォン-ドル為替レートが大きく騰がった25日午後、ソウル、明洞の外換銀行本店ディーリングルームで外国為替ディーラーらが取り引きに忙しく動いている。後方市況版に前日より44.10下がったKOSPI指数と35.5ウォン上がったウォン-ドル為替レートが表示されている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

ヨーロッパ財政危機に北韓の戦闘態勢突入命令の便りが加わり、株価が暴落し為替レートが暴騰するなど金融市場が心理的恐慌に近い反応を示した。

25日KOSPI指数は前日より44.10(2.75%)下がった1560.83で締め切った。外国人らが5868億ウォン分を売り暴落相場を主導し、年金基金など国内機関が5346億ウォン分を純買い入れしたが手に余った。コスダック指数は2009年4月28日以後、最大下落幅の26.60さがり年内最低値の449.96で締め切られた。

証券市場分析家たちは米国サブプライム モーゲージ危機やドバイ事態当時、一日に指数が100~85程度落ちたことと比較すれば途方もない暴落ではないとしながらも、1500線まで落ちると展望した。オ・ヒョンソク三星証券投資戦略チーム長は「悪材料が一度に固め打ちされ証券市場が心理的パニック状態に陥った」とし 「底が1500線に再度 押しやられそうだ」と話した。カン・ヒョンチョル ウリ投資証券投資戦略チーム長は「アジア証券市場が全般的に2%程度下落したが、我が国は北韓戦争準備の便りで1%程度さらに落ちた」とし「米国金融規制、ヨーロッパ財政危機、韓国の地政学的リスクなど3災が重なり市場心理が不安定な状態」と話した。

ソウル外国為替市場でこの日、ウォン-ドル為替レートは35.50ウォン騰がった1250.00ウォンで締め切られた。 終値が1250ウォン台であることは昨年8月19日(1255.80ウォン)以後、初めてだ。為替レートは最近4取引日の間に103.40ウォン急騰した。

この日ヨーロッパ証券市場主要指数らも2~4%急落し、米国ダウジョーンズ産業平均指数も開場するやいなや2%を超えて墜落し1万台を割り込んだ。外信はヨーロッパ財政危機に加えられた韓半島の緊張状況が市場暴落勢につながったと分析した。

イ・ジェソン,キム・スホン,イ・ポニョン記者 san@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/422464.html 訳J.S