電気自動車(EV)の成長の勢いが下がる中、電気モーターとエンジンを結合したハイブリッド車の割合が自動車販売全体で初めて30%を超えた。
25日、韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)が報告した月間新規登録現況によると、1月の韓国でのハイブリッド車の登録台数は4万5605台で、自動車全体の新規登録(14万4026台)の31.7%を占めた。ハイブリッド車の割合は昨年5月に20%を突破して以来8カ月目にして30%台を超えた。ハイブリッド車が新規登録車全体に占める割合は、昨年1月の17.3%から6月は23.4%、12月は28.5%と、上昇傾向を続けている。月間基準のハイブリッド車の登録台数も、2013年に燃料別登録台数が公開され始めて以来最大を記録した。これまででハイブリッド車の登録台数が最も多かった昨年11月(4万2671台)よりも3千台ほど多かった。
ハイブリッド車の需要増加の勢いは、ここのところEVの成長が鈍化している隙をぬって上がっている。世界の完成車メーカー各社は、EVへの投資の速度調整に取り組むと同時に、主な販売車種でハイブリッド車の拡大を図っている。
2つ以上の動力を使用するハイブリッド車は、低速では電気を使用し、高速走行時にはエンジンが作動して追加の動力を支援する駆動方式だ。一般的な走行状況でエンジンとモーターが最適の燃費で運転できるのが長所だ。
エコカーを好む消費者の傾向から、内燃機関車の新規登録の割合は最低値を示した。今年1月に新規登録されたガソリン車は6万6832台で割合は46.4%、軽油車は1万5346台で10.7%。