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K5・アバンテの躍動性、市場を疾走するか

原文入力:2010-04-29午後10:12:33(1530字)
国内初公開で関心…‘俊敏性’強調し
各々 同級最高出力エンジン搭載 力 強化

ファン・イェラン記者

←上から新型アバンテ,K5.

釜山モーターショー現場

兄と弟は並んで‘若さ’と‘躍動性’を選択した。現代自動車が世界で初めてリリースした新型アバンテ(写真上)と国内で初めてベールを脱いだ起亜自動車の中型セダン K5(下)の話だ。

29日、言論公開行事を皮切りに釜山ベクスコで開場した今年の‘2010釜山国際モーターショー’で最も大きな関心を集めた主人公は断然この2モデルだった。起亜車は南アフリカ共和国ワールドカップを狙い、芝を敷いたサッカー競技場の姿に展示場を整えた。現代車はモデル公開に先立ち、若いバレリーナたちの力強い踊りで雰囲気を盛り上げた。

新型アバンテは既存準中型セダンでは見られなかった活動的ながらも俊敏な感じが一層強くなった。車両の前と横は‘水が流れるような流線型’が適用され、あたかも岩や砂の上をさっと吹き去った風の跡を表現するようだった。赤色新型アバンテに乗り舞台後から突然登場した‘フィギュア女王’キム・ヨナ選手も 「デザインが洗練されていてスポーティーで気に入りました」と絶賛した。

国内では排気量1.6リットル ガンマ ガソリン直噴射(GDI)エンジンを搭載し、国内準中型としては一番強い出力である最高140馬力を誇る。また、6段自動変速機を付けなめらかな加速力を備えた。ヤン・スンソク現代車社長は「新型アバンテはスタイルと性能、便宜仕様をあまねく整えた野心作」としながら「全世界市場にもう一度地殻変動を呼び起こすだろう」と自信を示した。新型アバンテは来る8月頃から本格販売される予定だ。

起亜車の野心作K5は単純ながらも感覚的なデザインに重きを置いた。起亜車ファミリールックであるラジエーターグリルを適用した前面の姿は節制された直線で、端正な模範生のような印象を匂わすが、側面の姿には速度感が感じられる。K5はシーターⅡ2.4直噴射(GDI)エンジンを含め、2.0ガソリン、2.0LPiの3種モデルとして発売された。直噴射エンジンは最高出力201馬力で同級最高の力を示し、燃費も13.0km/lと高い。やはり6段自動変速機を適用し世界初のパイオケア温熱シート、国内初の温熱ステアリングホイールなど、斬新な便宜仕様も整えた。価格は2.4モデルが2825万~2965万ウォン、2.0モデルが2145万~2725万ウォンだ。

起亜車は今年下半期に北米国市場を皮切りにK5の輸出を始める。今年、国内外販売目標は6万8000台とした。ソ・ヨンジョン起亜車社長は「K5は若く躍動的なイメージを強調したモデル」として「K5とK7を核心車種として育成し、起亜車をグローバル トップ10ブランドに育てる」と話した。

この日、現場ではルノー三星自動車が下半期にリリースするSM3 2.0モデルを展示用車両形態として初公開することもした。ワインブラウン色の革シートなど既存モデルとは区別される内部インテリアが目を引いた。双龍自動車も戦略車種のC200の車名を‘コランドC’と名付け、この日初めて公開した。国内最長寿モデルとしてスポーツ実用車(SUV)市場をリードしてきたコランド ブランドを復活させ、来る8月に発売する予定だ。
釜山/ファン・イェラン記者 yrcomm@hani.co.kr、写真 現代・起亜車提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/418446.html 訳J.S