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サムスン財閥本家、アジア富豪ランキング12位…インドのアンバニ家が圧倒的1位

登録:2024-01-30 00:10 修正:2024-01-30 07:23
サムスングループの故イ・ゴンヒ会長とその家族/聯合ニュース

 サムスン電子のイ・ジェヨン会長らサムスン財閥本家の保有財産の多さはアジアで12位だった。

 29日の米ブルームバーグ通信によると、アジアの上位20位までの富豪一家が保有する財産は、24日現在で5340億ドル、約714兆4900億ウォンだった。そのうちサムスン財閥本家が保有する財産は182億ドルで、12位だった。昨年(185億ドル)から順位を2つ落とした。アジア富豪ベスト20にランクインした韓国の財閥一家はサムスンが唯一。サムスン本家は、2019年(285億ドル)と2020年(266億ドル)には5位だったが、2022年には15位(163億ドル)に下落している。

 インド最大の石油・通信企業「リライアンス・インダストリーズ」を支配するムケシュ・アンバニの一家が、昨年に続きアジア富豪1位の座を守った。アンバニ家の保有財産は1027億ドル。ムケシュ会長は27階建ての豪邸に住んでいる。2位はインドネシアのタバコ会社「ジャルム」やBCA銀行などを所有するハルトノ家(448億ドル)。3位はインドの建設会社「シャプールジ・パロンジ」グループを経営するミストリー家(362億ドル)。

 香港最大の不動産開発会社である新鴻基を率いる郭家(323億ドル)が4位、タイ財界1位のCPグループを支配するチャラワノン家(312億ドル)が5位。続いてエナジードリンク「レッドブル」のメーカーを経営するタイのTCPグループのユーウィッタヤー家(302億ドル)、インドの鉄鋼・エネルギー企業のOPジンダルグループのジンダル家(276億ドル)など。

 ブルームバーグの集計は、中国のアリババグループなどの第1世代の創業者企業と単一後継者企業は除いたもの。中国本土の財閥家がベスト20に入らなかったのは2020年以降で初めて。ブルームバーグは「中国の成長が鈍化していることで、アジアの富と権力の集中が変化している。インドの株式市場が香港を抜いて世界4位となっている」と分析した。

キム・フェスン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1126316.html韓国語原文入力:2024-01-29 14:20
訳D.K

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