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韓国、経常収支6カ月連続黒字…輸出は増加傾向に転換、輸入は減少続く

登録:2023-12-08 19:57 修正:2023-12-09 07:00
韓国銀行「10月の国際収支(暫定)」 発表 
10月の経常収支は68億ドルの黒字を記録
イメージクリップアートコリア//ハンギョレ新聞社

 輸入が減少を続ける状況で、商品輸出も先月1年2カ月ぶりに増加傾向に転じた。これにより経常収支は6カ月連続で黒字基調を続けた。

 韓国銀行は8日、10月の経常収支黒字は前月より13億8千万ドル増えた68億ドルと集計されたと発表した。今年5月(19億3千万ドル)に黒字に転じた経常収支は、7月からは増加幅をさらに拡大し、6カ月連続黒字を記録している。10月の黒字規模は月間では2021年10月(79億ドル)以来2年ぶりの最大規模だ。

 ただ、今年に入って10月までの累積経常収支の黒字は233億7千万ドルで、昨年同期(273億7千万ドル)より40億ドル(14.6%)少ない。賃金・配当・利子の流出入を示す本源所得収支だけで昨年同期より117億7千万ドル(76.6%)も多い282億ドルの黒字を記録したが、商品収支の黒字増加幅が約24億ドルにとどまり、海外旅行の増加などでサービス収支の赤字幅が11億4千万ドル増えた結果、全体経常収支の黒字規模は減少した。

 韓銀は年末までに輸出増加に弾みがつき、今年の年間経常収支は昨年の黒字額(298億3千万ドル)を上回ると期待している。昨年の経常収支は前年(852億3千万ドル)より554億ドルも減少し、過去最大の減少幅を記録し、2011年(166億4千万ドル)以来11年ぶりに最も低調な実績を記録した。

 韓銀のイ・ドンウォン金融統計部長は「10月以後に明確になった輸出改善の流れなどをみれば、韓銀が展望値として提示した年間300億ドルの黒字を達成できると予想する」としながらも、「ただし年末になればエネルギー輸入需要が増え、海外旅行が増加する傾向があり、まだ変数は残っている」と話した。

 10月の経常収支を項目別に分けてみると、商品収支で53億5千万ドルの黒字を出し、4月以降7カ月連続で黒字基調を維持した。商品輸出が昨年同月より7.6%増え、昨年8月以後初めて増加傾向に転じた反面、輸入はエネルギー類を中心とした原材料価格の下落などの影響で4.3%減り、3月から始まった減少傾向を8カ月連続で持続した。サービス収支は10月に12億5千万ドルの赤字を記録したが、9月(-31億9千万ドル)よりは赤字幅が大幅に減った。9月に9億7千万ドルの赤字を出した旅行収支の赤字規模が6億4千万ドルに減った影響が大きかった。イ部長は「中国観光客の回復の速度は予想より遅いが、その分、東南アジア地域や日本など他の国からの観光客が増えている」と説明した。10月の本源所得収支は、国内企業の国外出資会社への配当流入の増加などに支えられ、27億7千万ドルの黒字を記録し、前月(15億7千万ドル)より黒字幅が拡大した。

パク・スンビン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1119681.html韓国語原文入力:2023-12-08 18:21
訳J.S

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