原文入力:2010-01-08午後08:30:38
インテルと手を握り初めて製品公開
ク・ポングォン記者
LG電子がインテルの次世代モバイル チップセットである‘ムーアズタウン’を装着した初めてのスマートフォンを公開した。
LG電子は7日(現地時間)米国,ラスベガスで開かれた家電展示会(CES)でインテルの次世代モバイル チップである‘ムーアズタウン’を搭載しOSにLinux基盤のモブリンを採択したスマートフォン(モデル名 GW990)を出した。
この製品はLG電子とインテルがモバイル インターネット機器(MID)部門提携協定を結び初めて出したスマートフォンだ。この日展示会開幕演説に出たインテルの最高経営者ポール オテリーニ社長は演説でこの製品を直接試演(写真)し注目を集めた。LG電子はインテルのモバイルチップ特化技術を適用した中央処理装置(CPU)を搭載し、大きさと消費電力が画期的に減りデータ処理速度がノートブックに次ぐほど速いと明らかにした。今年下半期に発売されるこのスマートフォンは1.2ギガヘルツ以上の速度を具現し、現存モバイル端末機中で最も速い。
今年の下半期に商用化される4世代移動通信網(ロングタームエボリューション・LTE)を利用できノートブックに匹敵する優れたハードウェアを備えた初めての製品であり市場開拓の課題を担っている。この製品はLinux-OSを使うのでアップル APPストアやグーグルのアンドロイドマーケットのようなコンテンツ生態系が用意されておらず、成否は生態系の形成にかかっている。
この間、スマートフォン競争から押し出されていたLG電子は今回の展示会で2種の端末機を公開しスマートフォン競争に本格進入を申告した。LGは年内にアンドロイドとウィンドウ モバイルを中心にした20種余りのスマートフォン端末機を発売する予定だ。
ク・ポングォン記者starry9@hani.co.kr,写真 LG電子提供