原文入力:2009-12-10午後10:17:00
G7+シンガポール・香港・台湾より20種中16種 高い
バナナ 関税重く…国産肉類 流通マージンのため
チョン・セラ記者
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我が国の公・民営駐車場料金の価格指数が西側先進7ヶ国の代表都市とシンガポール・香港・台湾に比べ1～2位を占めるなど、高い物価高に苦しめられていることが明らかになった。特にバナナ,ワイン,香水,乗用車タイヤ,プリンタインク,山岳自転車(MTB)などは他の10ヶ国の物価を抜き、価格指数1位を占めた。
韓国消費者院は10日、主要必需品やサービス20種に対する我が国の価格指数を10ヶ国主要都市と比べた結果、映画観覧,輸入産牛肉ロース,歯科スケーリング,都市ガスの４品目を除き16種で外国の平均値より高い価格指数を記録したと明らかにした。品目別には輸入乗用車タイヤが外国平均の3.3倍であり、自国産牛肉ロースは3.1倍,バナナ2倍,豚三枚肉1.9倍,輸入ワイン1.7倍,公営駐車料1.5倍,山岳自転車1.4倍,香水1.4倍,スキンローション1.4倍など価格指数がより高かった。
ただし都市ガス価格は外国平均値の30%に過ぎず、歯科スケーリングも国内費用が外国平均の60%であり、比較対象11ヶ国中で最も安いことが明らかになったと明らかにした。
消費者院は今回の調査で流通構造が閉鎖的であるとか国民生活と密接な関連がある20ヶ品目を選定した。これに伴い輸入工産品4種,輸入および自国産食品6種,輸入酒類1種,輸入衣類化粧品3種,輸入乳児用品1種,サービス5種が対象になった。消費者院取引調査研究チームのウォン・ヘイル責任研究員は「品目ごとに特定モデルや製品を抽出し、国別に他の物価の輪郭を調べた」と説明した。
消費者院は輸入品で激しい価格差が出る原因として手数料などの流通マージン,独占輸入販売構造,国内ディーラーの垂直的価格統制などと推定した。また国産肉類は流通マージンが鶏肉53%,豚肉49%,牛肉40%など半分に達するほど高いことが相対的高価格の主要要因だと指摘した。カミソリ・化粧品のようなデパート販売品目は平均30%に及ぶデパート手数料が高価格の原因と指摘した。
消費者院は今回の調査結果を参考にした物価改善方案を公正取引委員会など該当部署に建議する予定だ。消費者院は「バナナ・オレンジのような果物は一般国民の消費が多い品目だが、日本や香港などアジア主要国に比べ関税が相対的に高い」とし「国民所得の増加により消費が一般化されたワイン,香水などの場合、酒税,個別消費税の軽減を検討する必要がある」と指摘した。また輸入業者の垂直的価格統制や流通業者の価格談合可能性を調査し輸入品外国供給処に対し反競争行為を規制する公正取引法の域外適用を検討する必要があると明らかにした。
チョン・セラ記者seraj＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/392652.html 訳J.S
