原文入力:2009-09-15午後01:58:37
[金融危機 1年 何が変わったか]
チョン・ナムグ記者,イ・ジョンア記者
←外国人の国内株式および債権買い越し推移
“韓国株式・債権 買おう”
外国人投資家 上げ潮
4月から40兆ウォン分 買う
実物部門投資より
市中流動性ばかり増大
資産価格引き上げ
米国発世界金融危機の波が少しずつ収まり始めた去る4月から9月11日まで、外国人投資家らが我が国の株式と債権を買い越した規模が何と40兆4000億ウォンに達することが明らかになった。これは政府と通貨当局の積極的財政・通貨政策とかみ合わさり市中流動性を急激に膨張させ株式や不動産など資産バブルを育てる一助となっているという指摘が出ている。
14日金融監督院の集計によれば、外国人らは昨年国内株式市場(KOSPI,KOSDAC,上場指数ファンド)で45兆2000億ウォン分を売り、今年に入っても3月末までは2兆ウォン分を売り越した。しかし4月以後は方向を変え9月11日までに15兆9000億ウォン分を買い越した。KOSPI市場だけについてみれば、4月以後の買い越し規模が21兆6000億ウォン分に達した。
債権市場では外国人らの買い傾向がさらに爆発的だ。外国人らは昨年に国内債権22兆3000億ウォン分を買い越したのに続き、今年に入って3月末までに4兆6000億ウォン分,以後9月11日までに24兆4000ウォン分を追加で買い越した。昨年以後、外国人らの債権買い越し規模は何と46兆7000億ウォン分に達する。
これに伴い4月以後、わずか5ヶ月余りの間に外国人らが国内株式および債権を買い越した金額は40兆4000億ウォンで、月平均7兆6000億ウォンに達することが明らかになった。今年に入り株式と債権で純流入した資金を皆合わせれば43兆1000億ウォンとなり、これは昨年外国人らが国内で売り越した規模の22兆9000億ウォンを引いても20兆2000億ウォンが残る。チョン・ソンイン弘益大教授(経済学)は「外貨資金が大挙流入したにも関わらず為替レートが大きく落ちておらず、政府の外国為替保有額ばかりが大きく増えたという点に照らしてみる時、流入した外国人資金は相当部分が韓国ウォンに変わり、そっくり市中流動性の拡大につながった可能性が大きい」と分析した。
←リーマンブラザーズの破産からちょうど1年目の14日午後、ソウル,乙支路外換銀行本店ディーリングルームで外国為替ディーラーらが忙しく動いている。この日、ウォン-ドル為替レートは国内外証券市場が下落傾向に反転した影響で8取引日ぶりに再び上昇し1225ウォンで取り引きを終えた。 イ・ジョンア記者leej@hani.co.kr
問題は外国人資金の流入が実物経済回復を助けるより資産価格を引き上げているところにある。米国の民間経済研究機関であるコンファレンスボードのゲール ポスルロ委員長は最近の国際投資資金の動きと関連して「財政膨張と通貨緩和政策が米国の資産バブルを抜け出してアジアに移動している」として「(韓国など)アジアは成長危険より世界景気浮揚策により引き起こされた資産バブルの危険により大きく直面している」と警告した。
外国人資金の流入はアジア市場の中でも我が国で特に目立つ。国際金融センター(IFC)が各国取引所集計を総合した資料によれば、今年に入り8月末までに外国人らは韓国,台湾,インド,タイ,フィリピン,インドネシア,ベトナムなどアジア8ヶ国で計334億ドル分の株式を買い越した。この内、半分に近い160億7200万ドルを我が国に投資した。
チョン・ナムグ記者jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/376663.html 訳J.S