本文に移動
全体  > 経済

全経連を脱退すると言っていたSK・CJ、態度を変えたり一進一退

登録:2016-12-08 21:52 修正:2016-12-09 00:50
SK「検討中」様子見… 
批判相次ぐと「脱退」再確認 
CJ「明確な立場ない」翻意… 
サムスンはまもなく脱退手続き
今月6日午後、国会で開かれた聴聞会に出席した財閥総師に対し共に民主党のアン・ミンソク議員が全国経済人連合会の解体に対する反対意思を尋ねたことに対し、ホ・チャンス全経連会長(後列右端)など財閥総師6人が手を挙げている=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 国会の国政調査聴聞会でソン・ギョンシク会長が全国経済人連合会(全経連)脱退の意向を明らかにしたCJが、わずか2日後に「明確な立場はない」と態度を変えた。チェ・テウォン会長が脱退する意向を明らかにしたSKも「検討中」と態度を変えて、批判が相次ぐと「脱退する」と再翻意するなど一進一退した。反面、イ・ジェヨン副会長が脱退の意思を明らかにしたサムスンは、まもなく手続きを踏むことにした。

 CJグループは、ソン会長が聴聞会で全経連脱退意向を明らかにしたことと関連した後続手続きについて、8日「現時点では明確な立場がない」と明らかにした。CJは脱退方針が変わったのかという質問には「ソン会長は普段から全経連が現在の姿から変わってシンクタンクの役割をしなければならないと考えていた」として「セヌリ党のハ・テギョン議員が脱退しない人は手を挙げろと要請した時、ソン会長がじっとしていたことは留保する立場を示したもの」と釈明した。

 チェ会長が全経連から脱退する意向を明らかにしたSKグループは、同日午前には「脱退と全経連の換骨奪胎を含む各界の多様な意見を巡って検討中」と明らかにした。だが、ネチズンの批判が相次ぐと「(脱退という)既存の立場に変わりはない。(脱退に)必要な後続手続きを踏む計画」と話を再び変えた。

 反面、サムスンは「イ・ジェヨン副会長が明らかにした脱退方針は、国民の前で約束したことであり既定事実」とし「全経連と協議した後に必要な手続きをまもなく踏む計画」と明らかにした。イ副会長は聴聞会で「今後、個人的にも全経連活動をしない。系列会社の全経連寄付金支援を中断する」として断絶の意志をはっきり示した。

 これに先立って、経済改革連帯は総帥が聴聞会で全経連解体の立場を明らかにしたサムスン、SK、CJに対して、早く脱退書を提出するよう要求した。経済改革連帯は「核心会員企業が全経連を脱退するならば、顔色を見ながらやむをえず残っている他の会員会社もドミノのように脱退することになるだろう」と強調した。

 CJが総帥の脱退約束を翻意して、SKが翻意と再翻意を繰り返して、一進一退する姿を見せたことは、ク・ポンムLG会長が聴聞会で米国のヘリテージ財団のようなシンクタンクに切り替える方案を出したことが影響を及ぼしたものと見られる。経済改革連帯のキム・サンジョ所長は「総師らが国民の前で約束したことすら軽く考える大企業の姿を見れば、全経連が換骨奪胎すると約束しても国民はどうして信じられるだろうか」として「全経連は国民の解体要求に従い、自ら解散手続きを踏まなければならない」と話した。

クァク・ジョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/773815.html 韓国語原文入力:2016-12-08 17:28
訳J.S(1298字)