原文入力:2009-07-30午後08:58:15
キム・ギテ記者
←6月消費者・企業信頼指数
我が国企業と消費者の景気展望が経済協力開発機構(OECD)会員国中で最も楽観的であることが分かった。
経済協力開発機構が30日発表した会員国の6月景気展望分析結果によれば、韓国の企業信頼感指数(BCI)が101.2,消費者信頼感指数(CCI)が103.5で30ヶ会員国中で最も高いことが分かった。企業信頼感指数と消費者信頼感指数はある国家の企業と消費者らが各々6ヶ月後の景気を予測した数値で、100以上なら景気上昇展望が優勢だという意味で100未満ならばその反対だ。
企業信頼感指数を見れば、韓国は去る2月107.2を記録し統計が集計された26ヶOECD会員国中で1位を記録した後、5ヶ月連続で最も高い数値を現わしている。6月の企業信頼感指数が韓国に次いで高い国家はトルコ(98.1),米国(96.5),ポーランド(94.6),ベルギー(94.3)等だ。反面、スロバキア(88.5),オランダ(88.2),ギリシャ(85.4)は企業信頼感指数が90線にも至っておらず相対的に暗鬱な経済展望を示した。OECD会員国平均指数は94.7で我が国より6.5低かった。
消費者信頼感指数も韓国がOECD平均の96.9より6.6高かった。特に我が国の消費者信頼感指数は去る12月に92.8を記録した後、6ヶ月連続上昇の勢いを継続している。我が国に次いでデンマーク(100.9),フィンランド(100.14),ニュージーランド(100.06)が100選を越え、ポーランド(99.9),チェコ(99.8),オーストラリア(98.9),スウェーデン(98.6),イタリア(98.3)が後に続いた。ギリシャ(93.8),ドイツ(93.4),ルクセンブルグ(92.4)等の消費者信頼感指数はOECD最下位圏だった。
企画財政部関係者は「わが国経済が去る2分期連続プラス成長(前期対比)をしながら、企業と消費者の間に景気回復に対する期待が相対的に高まったものと解釈される」として「経済主導者の自信が民間の投資と消費につながるように願うが、下半期実物経済の動きにより指標が落ちる可能性もある」と話した。
キム・ギテ記者kkt@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/368726.html 訳J.S