原文入力:2009-07-29午後07:15:08
外国は下がっているのに韓国だけ上がり
キム・ジェソプ記者
我が国の移動通信料金が去る5年間で世界最高水準に高まったことが分かった。他の国の移動通信企業等が減価償却と利用量増加傾向に合わせ料金を低くしてきたのと異なり、我が国は2004年に基本料を1000ウォン下げたのを最後に料金を引き下げなかった結果だ。
韓国消費者院が29日公正取引委員会主催で開かれた移動通信分野の競争状況評価専門家討論会で公開した‘移動通信料金国際比較’結果によれば、我が国の移動通信料金は2004年以後の5年間に他国に比べ非常に高かった。移動通信料金水準を示す‘加入者別1分当たり平均売上’は2004年に我が国が最も低い水準だったが、以後継続して上昇し2008年には最も高い水準に達した。加入者当たり月平均音声通話売上額も外国平均値は大幅に下がったが我が国では上がった。
消費者院は我が国の移動通信料金が他国に比べ高い理由について「外国の移動通信料金は着実に下がっているのに比べ、我が国では下がらなかったため」と解説した。移動通信のような装置産業は、投資が初期に集中し初期料金は高かったが安くなるのが一般的な傾向だが、唯一我が国だけが反対に行っているということだ。イ・サンシク消費者院博士は「我が国の移動通信料金は2006年を分岐点として世界的に高い水準に上がった」として「適正性評価を通じ改善することが必要だ」と指摘した。
消費者院の今回の分析結果発表により消費者・市民団体,政界の移動通信料金引下要求が再び強まる展望だ。
キム・ジェソプ記者jskim@hani.co.kr
原文: 訳J.S