登録 : 2016.05.12 22:03 修正 : 2016.05.13 07:58

来年末発売予定、40万台の事前契約

テスラ「モデル3」//ハンギョレ新聞社
 

従来車に比べ半額、走行距離は2倍
タイヤは性能試験を経て「韓国タイヤ」に選定

最近、電気自動車の主導権争いが始まり
タイヤメーカーも専用製品の開発競争
錦湖「ワットラン」、ネクセン「エンブルーEV」発売

 米国の電気自動車メーカーのテスラモーターズが、来年末に発売予定の「モデル3」に「韓国タイヤ」を装着することが分かった。モデル3は、テスラの普及型電気自動車で、従来のテスラ電気自動車に比べて価格を半分以下に下げると共に、走行距離を大幅に増やし、世界的に注目を集めた車だ。

 12日、自動車業界によると、テスラは最近、モデル3で使用するタイヤのサプライヤーの一つとして韓国タイヤを選定した。テスラは、多数のタイヤメーカーを対象に性能試験などを行い、サプライヤーとして2、3社を指定しており、韓国タイヤはモデル3の特性に合わせた専用のタイヤを製作してテスラに納品する予定であることが分かった。

 韓国タイヤはまだ電気自動車専用の製品を発売していないが、メルセデスベンツCクラスのハイブリッドモデルと現代自動車のアイオニックハイブリッドモデルに、新車用(OE)のタイヤを供給するなど、技術力を培ってきた。韓国タイヤは「電気自動車用に最適化されたタイヤを開発するために、多くの努力を傾けてきた。ただし、新車用タイヤ供給契約の件は、完成車メーカーの公式発表の前に部品社が先に公表するのは難しい」と明らかにした。

 モデル3は、1回の充電で、従来の電気自動車の2倍の346キロメートルが走行できるように設計されており、価格もテスラが販売している「モデルS」の半分ほどである、3万5千ドル(約4000万ウォン)に設定され話題を呼んだ。モデル3は3月に米国で試作品が公開されてから、わずか1カ月で、全世界で40万台の事前契約注文が殺到した。

 電気自動車の主導権をめぐる完成車メーカー間の競争が始まったことで、タイヤメーカーの専用製品の開発競争もますます激化している。一般的に、電気自動車は200キログラム前後のバッテリーを搭載しなければならないため、同クラスの一般車両よりもはるかに重い。このため、一般的な車両に使われるタイヤを使えば、摩耗が激しく、タイヤの寿命が大幅に減ると共に、騒音も大きくならざるをえない。タイヤメーカーは、低い回転抵抗と静音、耐久性、高い接地力と駆動力を兼ね備えた電気自動車用タイヤの開発に苦心してきた。従来は一般のタイヤを電気自動車用に性能を改善し、供給してきたが、最近は電気自動車に最適化された専用タイヤを開発する傾向にある。

 国内では、錦湖タイヤが2013年、国内初の電気自動車専用タイヤブランドの「ワットラン」(WATTRUN)を立ち上げた。錦湖タイヤは、約2年の研究開発の末に完成したワットランを、ルノーサムスンの電気自動車「SM3 Z.E.」に納品しており、2014年からは起亜自動車の電気自動車「ソウルEV」にも供給している。錦湖タイヤは「内需市場への供給を基盤に、北米や欧州などの世界の自動車メーカーにまで供給を拡大する計画だ」と明らかにした。ネクセンタイヤも2014年電気自動車専用タイヤ「エンブルーEV」を開発し、錦湖タイヤと共に起亜自動車のソウルEVにタイヤを供給している。

ホン・デソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-12 19:02

http://www.hani.co.kr/arti/economy/car/743595.html訳H.J

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