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カカオトーク・ライン、中国で不通 原因不明…当局が遮断か?

登録:2014-07-04 02:01 修正:2014-07-04 06:11

 中国で‘カカオトーク’と‘ライン’が去る1日から原因不明で不通になったことが確認された。 両サービスともに何ら問題がないのに中国の利用者だけが接続できない状態であり、習近平中国国家主席の韓国訪問と相まって各種の疑惑を産んでいる。 中国の利用者にとってカカオトークは韓国の業者、ラインは日本の業者が運営しているサービスと認識されている。

 3日ネイバーとカカオ関係者たちの話を聞いてみれば、ネイバーの日本子会社が運営するライン サービスが、去る1日夜から中国国内で原因不明のまま作動しなくなっている。 ネイバー関係者は「ライン側の自主点検の結果、サービスには全く問題がない。 サーバーも全て正常に作動しているが、中国国内の利用者だけがメッセンジャー送受信ができない。 中国国内のネットワークの問題ということだが、中国の‘WeChat’等は正常に機能していることから見て当局による遮断の可能性も排除できない」と語った。 中国国内でのライン利用者は1400万人に達する。

 カカオトークも同じ時間から中国全域で新規加入やカカオストーリーなど一部の機能が正常に作動していない。 カカオは中国利用者の申告を受けてすぐに原因糾明に乗り出したが、サーバーエラーなどの技術的欠陥はないことが把握された。 カカオ関係者は「推測だが、誰かがカカオトークのサービス機能が含まれた一部のドメインを遮断したと見られる」として、中国当局による接続遮断の可能性を提起した。 この関係者は「テキスト伝送など正常に作動する機能はカカオの独自方式で運営されているので、強制遮断が難しかったものと見られる」と説明した。

キム・ジェソプ記者 jskim@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/645464.html 韓国語原文入力:2014/07/03 23:03
訳J.S(838字)