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低所得層ほど経済展望 ‘悲観的’

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/356895.html

原文入力:2009-05-25午後07:29:15
下位20% 階層 半分 “2011年以後景気回復”

クァク・ジョンス記者

所得が少ない階層であるほど今年のわが国経済の成長率や本格的な景気回復時期の展望に悲観的だと調査された。
三星経済研究所は25日 ‘経済展望に関する家計意識調査’ で、今年のわが国経済の成長率は平均-2.6%と展望していると明らかにした。これは主要経済機関らの展望値と似た水準だ。-2%台で展望した応答が41.1%で最も多かった。続けて-3%台28.3%と-4%未満10.4%など全世帯の80%程度が成長率が-2%に達し得ないと答えた。

特に所得が最も低い下位20%階層(1分位)は成長率が-2%以下になるという応答が83.7%を占め、所得が最も多い上位20%階層(5分位)の77%に比べはるかに高かった。所得水準が低いほど経済展望が悲観的ということだ。

韓国経済の本格回復時点については2010年下半期が29.4%で最も多かった。今年中の景気回復を展望した世帯は10.5%に過ぎなかった。

経済回復時点に対する応答も所得階層別に差を見せた。2010年中の本格景気回復を展望した世帯比率が所得1分位階層(最下20%)は41.5%である反面、所得5分位階層(最上20%)は51.5%ではるかに多かった。

また2011年以後に本格景気回復が遅れると展望した世帯比率も所得1分位階層は50%に達した反面、所得5分委階層は36.7%に過ぎなかった。所得が少ないほど、景気低迷の影響をより一層大きく受け消費心理の萎縮が大きいために景気回復時点に対する展望も相対的に悲観的だと解釈される。

クァク・ジョンス大企業専門記者jskwak@hani.co.kr

原文: 訳J.S