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‘イ・ジェヨンのメント’、三星(サムスン)経営継承・ヨーロッパ発危機突破 枠作り

原文入力:2012/06/07 22:12(1661字)

←三星(サムスン)グループ未来戦略室長に新しく任命されたチェ・ジソン三星電子副会長(右から3人目)が2010年バンクーバー冬季オリンピック参加および2018年冬季オリンピック平昌(ピョンチャン)誘致のために出国するイ・ゴンヒ 三星電子会長(左端)を見送っている。 右端がイ会長の長男イ・ジェヨン 三星電子社長. ニュース1

三星、未来戦略室長にチェ・ジソン 電撃 抜てき
イ・ゴンヒ会長、‘第2新経営’注文
イ・ジェヨン 意見 以前より多く反映
後継体制 強化効果 ある公算
キム・スンテク 健康問題を理由に辞意表明

 三星グループのコントロールタワーと呼ばれる未来戦略室の責任者がキム・スンテク(63)副会長からチェ・ジソン(61)三星電子副会長に変わった。

 チェ新任未来戦略室長はイ・ゴンヒ会長の息子であるイ・ジェヨン三星電子社長の‘家庭教師’と呼ばれ、三星電子などで企画と営業通として知られてきた点を考慮する時、三星3世経営体制転換のための準備を支障なく進め、同時にヨーロッパ発経営危機に能動的に対処するための‘両手兼将’の人事と解釈される。

 三星は7日午後 「イ・ゴンヒ会長がヨーロッパに行ってきて第2新経営に準ずる程の強力な変化と革新を注文した」として「キム・スンテク室長が健康上の負担もあって会長に辞意を表明した」と明らかにした。 キム前任室長はイ・ゴンヒ会長の厚い信任をベースに2010年11月未来戦略室長に抜擢され、イ・ハクス前任戦略企画室長体制を整理する過渡期業務に従事して、予想よりはやく1年半で退くことになった。 三星のNO.2と呼ばれる未来戦略室長はグループのコントロールタワーの責任者としてイ・ゴンヒ会長の補佐はもちろん系列会社の中長期事業戦略樹立と未来核心‘新樹種事業’発掘などを主導する役割だ。

 三星は最高経営者が健康上の負担を理由に辞意を表わすことは事実上タブー視されている企業文化であることを考慮すれば、今回の人事はイ・ゴンヒ会長の格別の意志が反映されたものと見られる。 三星のある関係者は「キム・スンテク室長はイ・ゴンヒ会長が2011年4月親政体制を宣言して常時出勤を始めてから会長補佐業務が大幅に増え日曜日にも出勤するほど業務が多く数ヵ月前から苦しんでいるという話が広く出回っていた」として 「昨年9月、中長期期戦略企画室企画チーム社長を室次長に任命し業務分担を試みたが現体制では限界という判断をしたようだ」と話した。

 また別のグループ関係者は「イ・ゴンヒ会長としては会長秘書室管理チームで専門分野が強いキム・スンテク室長よりはグローバル感覚に優れ企画・営業通として成果を上げたチェ・ジソン副会長が当面のグローバル経営危機と国内政権交代期への対処には適任者だと判断したようだ」と話した。

 チェ新任室長はイ・ジェヨン社長とは家庭教師と呼ばれるほど近い関係なので、三星の3世経営体制転換のための準備作業にも適任者と評価されている。 三星関係者は 「チェ新任室長はイ・ジェヨン社長とのコミュニケーションが最もうまくいく間柄と知られている」として「今後グループ経営全般にイ・ジェヨン社長の意見が以前より多く反映されてゆき後継体制がさらに強化される効果があるだろう」と展望した。 今回の人事で三星がイ・ゴンヒ会長体制から3世経営体制にすぐに切り替わると見る視角は多くない。一方、三星はこの日、チェ副会長の人事で空席になった三星電子最高経営者(CEO)の席はクォン・オヒョン デバイスソリューション(DS)部門長(副会長)が兼任すると発表した。 クァク・ジョンス先任記者 jskwak@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/536706.html 訳J.S