原文入力:2012/04/09 21:36(896字)
11ヶ所 引受 規模2500億~3000億ウォン 予想
産業銀行が香港上海銀行(HSBC)の(韓国)国内11支店を買収することにして9日了解覚書(MOU)を締結した。 最近、受信基盤拡大のために‘ダイレクト バンキング’を導入し、追加店舗新設を推進している産業銀行としては、今回の香港上海銀行営業店引き受けで小口金融(個人金融)拡大に速度を上げることができるものと見られる。
産業銀行はこの日「最近、香港上海銀行と役職員雇用継承などに関する交渉を終えた」として「この銀行のソウル支店の個人金融部門に属する資産引き受けのための了解覚書を締結した」と明らかにした。 両者が終盤まで異見を示した雇用継承問題は既存役職員の雇用資格を認めるものの、今後の審査などを経て一部調整することにした。 産業銀行は11支店を‘引き受け・合併(M&A)方式’ではなく‘資産譲受渡(P&A)方式’で買い入れる予定だ。 香港上海銀行が保有している預り金全額と同規模の担保貸し出しを買収し別途の引受代金は支給しないということが産銀側の説明だ。引き受け規模は2500億~3000億ウォンほどだと知らされている。 また、当初香港上海銀行側が要求した営業権売却プレミアムは別途支給しないことにした。
産業銀行は今週から一ヶ月程度の日程で香港上海銀行の国内支店に対する資産・負債実態調査に乗り出す。 金融当局の許認可などを経て最終引き受けは来る6月頃になされる予定だ。 産業銀行が今回の引き受けに成功すれば、総支店数は76店舗に増え、追加店舗の確保を通じて来年までに全国的に合計135店舗を確保するという計画を立てている。 このように小口金融引き受けと店舗拡大に熱を上げているのは脆弱な受信基盤を固めるためと考えられる。
キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr
原文: 訳J.S