原文入力:2012/02/27 23:30(1155字)
←イーマート龍山(ヨンサン)店に置かれた義務休業反対署名ブース
派遣職職員にも署名を強要
"お客さんからも署名を集めろと言った"
ソウルの各自治区をはじめ全国の基礎自治団体が大型マートと企業型スーパーマーケット(SSM)の義務休業日指定のための条例改正を推進している中で、大型マート側から店舗別に割当量を定め入店業者の派遣職職員にまで義務休業反対署名を事実上強要している。これら企業等は先週から全国の売り場でお客さんを相手にも義務休業反対署名を集めている。
27日イーマート・ロッテマート・ホームプラスなど大型マート3社の一部派遣職員の話を総合すれば、3社は最近、出勤朝会時間や業務時間中に管理職職員が協力業者派遣職に署名用紙を配り署名を要請している。 署名を希望しない人には要請していないと言うが、協力業者派遣職員の立場では拒絶できずに事実上署名を強要していると言える。
ソウルのあるイーマート店で勤務するN氏は「去る25日、事務室から職員が降りてきて(署名を要請)した」として「一緒に仕事をしていても(正規職職員らとは違って)日曜日に休めないため家族と過ごすことができなくて(署名を)しなかったりもしたが不利益にあうか心配になる」と話した。
ロッテマートD店も同日、売場派遣職員に用紙を配り署名を要請したという。 一部職員には勤務中に出会うお客さんからも署名を集めることまで指示した。この支店の派遣職であるR氏は「一部入店事業主の場合、休日の売り上げが減少する心配のため、本人が進んでする場合もあるが、署名をした私のような職員の大部分はやむを得ずしたこと」と話した。このような事実上の署名強要行為は3社マートの多くの店所で共通的に確認された。
イム・ドンヒョン統合進歩党中小商人委員長は「入手した‘100万人消費者署名運動’文書を見れば、店舗当り署名人員目標が大型マートで2600人、スーパーマーケットで200人ずつ割り当てられていて、署名ブースと宣伝物が準備事項として規格化されている」とし「大企業の組織的で強制割当方式署名」と話した。
これと関連してイーマート関係者は「強制休業反対署名は入店企業等が消費者から自律的に集めることであり、入店企業等が署名を集めるといえば場所を与えているだけ」と明らかにした。 ロッテマートも「入店企業等が消費者から自律的に署名を集めているだけで」と説明した。
文・写真パク・キヨン、チョ・キウォン記者 xeno@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/521081.html 訳J.S