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19世紀末 貞洞一帯 写真公開

原文入力:2010-06-21午前09:07:02(771字)
総海関の姿 含まれる…米大使官邸 正門側が庁舎跡

ノ・ヒョンソク記者

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ソウル、中区,貞洞の徳寿宮後方に米国大使官邸(ハビブハウス)正門と構内前庭が19世紀末に大韓帝国の関税業務を引き受けた総海関(関税庁の前身)庁舎の場所だったことを示す過去の写真が発見された。

培材学堂歴史博物館は20日、旧総海関庁舎が徳寿宮、外国公館らと並んで位置した旧韓末の貞洞一帯の貴重写真を公開した。培材学堂を創立した宣教師appenzeller(1858~1902)が1899年に撮ったものと推定されるこの写真は、外国公館と関係が密接だった総海関の実体を見せるだけでなく、ロシア・米国・英国公館と徳寿宮建物の配置構図がひと目でわかるパノラマ式構図の唯一の写真という点で注目される。

総海関は合掌屋根の下に2つの窓を出した洋式レンガ壁の折衷式韓屋だ。当時、首長(総税理士)だった英国人ブラウンが建てたものだ。その右側は現在の徳寿宮石造殿席だが、写真を撮った当時は石造殿を作る前であり、元々石造殿の場所にあり撤去された洋式建物 九成軒だけが眼に触れる。総海関の塀の前に現在の貞洞教会付近に外国人たちが運動したテニスコートとコートを整地するローラーが見えるのも興味深い。この写真は関税庁が最近出した<写真で見る韓国関税 130年追録>にも載せられた。

文ノ・ヒョンソク記者 nuge@hani.co.kr, 写真 培材学堂博物館提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/426616.html 訳J.S