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故イ・ソンギュン主演映画『眠り』、ジェラルメ国際映画祭で大賞受賞

登録:2024-01-30 09:30 修正:2024-01-30 09:54
映画『眠り』=ロッテエンターテインメント提供//ハンギョレ新聞社

 俳優の故イ・ソンギュンとチョン・ユミが主演を務めた映画『眠り』がフランスのジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭で大賞を受賞した。AFP通信などが28日(現地時間)に報道した。

 『眠り』は新婚夫婦のヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)を中心に、ヒョンスが夢遊病に苦しめられる中で生じるミステリーを描いたスリラーで、ポン・ジュノ監督の演出部出身であるユ・ジェソン監督の長編デビュー作。映画はオカルト要素も混じり、終盤に突き進むほど不穏な緊張感が増す。低予算の映画だが、好奇心と緊張をそそる演出と俳優たちの演技力が評論家の好評を得て、新人監督作品としては異例にも第76回カンヌ国際映画祭批評家週間部門にも招待された。イ・ソンギュンは昨年5月、同映画と『脱出:PROJECT SILENCE』の2編がカンヌ国際映画祭に同時に招待され、俳優として最全盛期を迎えていた。

 1994年に始まり、今年で31回目を迎えたジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭は、SF、ホラー、ファンタジージャンルの映画を主に扱う国際映画祭で、2004年にキム・ジウン監督の『箪笥』が最優秀作品賞を受賞している。

イ・ジョングク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1126354.html韓国語原文入力:2024-01-300 1:35
訳C.M

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