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2026年W杯、アジアの成績は?…ESPNの予想は韓国B+、日本A

登録:2022-12-10 06:23 修正:2022-12-10 10:51
イ・ガンイン(左)が6日(韓国時間)、カタール・ドーハ974スタジアムで行われた2022カタールW杯決勝トーナメント1回戦、ブラジルとの試合でドリブルしている=ドーハ/聯合ニュース

 「イ・ガンインのようなワンダーキッドをたくさん発掘しなければならない」

 米スポーツメディア「ESPN」の分析だ。ESPNは9日(韓国時間)、「アジアの中でどの国が2026年W杯で最も競争力があるか」という記事で、韓国の2026年の可能性に「B+」の等級をつけ、このように言及した。韓国は2022カタールW杯で千辛万苦の末、1次リーグを1勝1分け1敗で突破したが、体力の限界もあり、決勝トーナメント1回戦で世界最強のブラジルに1対4で敗れた。それでも最後まであきらめない精神で、12年ぶりに遠征2度目のベスト16入りの成果をあげた。

 ESPNは「2026年にはソン・フンミンが34歳になる。彼は世界的なレベルのプレーができるだろうが、今より多くのチームメイトの助けが必要かもしれない」とし、「韓国が今大会決勝トーナメントで若い選手たちに出場の機会を与えたのは幸いだ」と評価した。韓国は決勝トーナメントの後半にペク・スンホらを初めて交代投入し、経験を積ませた。

 ESPNはまた「センターバックのキム・ミンジェとミッドフィルダーのファン・インボムは、次のW杯時には30歳で円熟期を迎え、ガーナを相手に画期的な2ゴールを記録したフォワードのチョ・ギュソンは彼らより1歳下」だとし、「ワンダーキッドのイ・ガンインはその時もまだ25歳で、欧州サッカークラブでプレーしながら経験を積んでいるだろう。これから数年間、より多くの宝石を発掘することができれば、韓国にとって力になる」とも評した。

サッカー日本代表の森保一監督(左)が8日、東京の首相官邸を訪れ、岸田文雄首相とサインを交わしている。森保監督が率いた日本代表チームは今回の2022カタールW杯でベスト16まで進んだが、クロアチアに敗れた/聯合ニュース

 韓国とともにベスト16入りを果たした日本に対しては、韓国より高い等級の「A」を付けた。ESPNは「PK戦の失敗によるワールドカップ史上初のベスト8進出の挫折が2026年の強い動機付けになるかもしれないが、キャプテン吉田摩也とベテランDFの長友佑都、酒井宏樹らは2026年に出場できない可能性が高い」としながらも、「4年後もまだ30歳以下の鎌田大地、久保健英、三苫薫、田中碧、堂安律、冨安健洋らは良い状態で大会に臨むことができる。『サムライブルー』ですでに枢軸となっている彼らの存在は、日本の未来にとって良い兆候」だと説明した。同放送は「旗手怜央、菅原由勢、瀬古歩夢のようにヨーロッパリーグでプレーする選手たちでさらなる補強が行われる可能性もある」と付け加えた。

 日本はカタールW杯で森保一監督の絶妙な采配に支えられ、1次リーグでドイツ、スペインを相次いで撃破し、グループ1位で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦で2018ロシアW杯準優勝チームのクロアチアにPK戦の末敗れたものの、延長まで対等な試合を繰り広げた。ESPNは韓国や日本以外に、1次リーグでアルゼンチンを破る波乱を起こしたサウジアラビアにはB、イランにはB-、そして開催国カタールにはCを付けた。

 一方、カナダ・米国・メキシコで共同開催される2026年W杯では出場国が48カ国に増える。アジアからは最大9カ国が出場できる。

キム・ヤンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/soccer/worldcup/1070919.html韓国語原文入: 2022-12-09 13:02
訳H.J

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