本文に移動
全体  > 文化

パク・テファン 父親、報奨金剥奪?"何の罪を犯したと…"

登録:2013-02-01 07:09 修正:2013-02-01 14:16
"うちのテファンが何か罪を犯しましたか?"
パク・テファン ハンギョレ資料写真

 ‘マリンボーイ’パク・テファンの父親パク・インホ氏は31日<ハンギョレ>との通話でロンドンオリンピック報奨金5000万ウォンを支給しないことに決めた大韓水泳連盟の処置に不満を吐露した。

 パク氏は「連盟からは何も聞いていない。 報奨金を受けるのに欠格事由があるなら先に説明をしなければならないのではないか? テファンはまだこの事実を知らずにいて、私も昨日インターネットで記事を見て初めて知った」と話した。

 パク・インホ氏は「報奨金を受けることが重要なのではない。 熱心に訓練に参加している子をこのような形で揺さぶることに腹が立つのだ」と語った。 パク氏は 「テファンが国家代表として品位を傷つける恐れのある行動をしたか? どうしてこんな話が出てくるのか理解できない」として不快感を表わした。

 大韓水泳連盟のイ・キフン会長はパク・テファンがロンドンオリンピック メダリストたちの帰国日程を合わせることに協力しなかったし、また、オリンピック直後に開かれた全国マスターズ水泳大会にパク・テファンが参加しなかった点などを理由にパク・テファンを強く批判してきた。 イ会長は報奨金を支給しないことにした理由についても「”夢の木”を対象に連盟が主管する行事に参加しなかった。 ロンドンでも‘はやく韓国に戻りたい’と言うなど代表選手として責任と義務を果たさなかった。 教育的次元で下した決定」と明らかにした。

 パク氏は「テファンがロンドンで失格翻意事態を体験し精神的にも肉体的にも非常に苦しそうだった。 先に帰って来ようとしたわけでもなく、本来予定されていた帰国日に帰ってこようとしたものだが、疲れた状態でも選手団の要請で帰国日を遅らせ、要請された行事には全部参加してきた。 それでもそのような話が出てくるのは気分が悪い」と不信感を明らかにした。 また、マスターズ大会に参加しなかったことについては「連盟がテファンとあらかじめ日程を合わせずに一方的に参加を発表した。 テファンも自分の日程があるのに連盟の一方的な発表に従いにくい状況だった。 そのようなやり方で子どもの粗捜しをすべきではない」と話した。

 連盟はパク・テファンに支給される報奨金をダイビングの2人の期待の星の中国現地訓練費として使うことにした。 これについてもパク氏は「これまでテファンが受け取った報奨金を個人的な用途に使ったことはない。 北京オリンピック報奨金は国家代表選手とコーチング スタッフの訓練に使うようにしたし、2011年上海世界水泳選手権大会400m金メダルを取って受け取った報奨金は水泳の”夢の木”とダイビングなど疎外種目の発展のために使うようにした。 今回もダイビング選手の訓練費用が必要ならテファンと相談してそう使うことができた筈だ」と説明した。

 パク氏は「連盟に支援を望みはしない。 がんばっている子を、わけもなく心痛く揺さぶらないで欲しい」と苦々しい気持ちを明らかにした。

ホ・スン記者 raison@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/572190.html 韓国語原文入力:2013/01/31 21:09
訳J.S(1411字)

関連記事