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キム・ヒョジェ、チェ・シジュン…‘朝中東出身’MB側近 没落

原文入力:2012/02/10 17:21(2206字)







↑ 左からキム・ヒョジェ、シン・ジェミン、キム・トゥウ、チェ・グシク、チェ・シジュン

<朝鮮>チェ・グシク <中央>キム・トゥウなど記者出身の相次ぐ不正
MB政権末期を迎え各種容疑で拘束起訴されたり裁判中
キム・ヒョジェ、シン・ジェミン、キム・トゥウ、チェ・グシク、チェ・シジュン…

 現政権で大統領府広報首席、文化体育観光部次官、放送通信委員長など核心要職を引き受けて李明博政府を最側近として補佐した人物たちだ。 政権初期には飛ぶ鳥も落とすほど威勢をふるった彼らは、政権4年を迎え各種不正疑惑で拘束起訴され裁判中であったり検察の捜査線上に上がっている。 彼らは<朝鮮日報>、<中央日報>、<東亜日報>等、朝中東記者出身という点で権言癒着した政治記者の末路を見せている。 誰よりもきれいでなければならない言論界の要人が不法と不正の先頭に立っているわけだ。

 <東亜日報>政治部記者出身であるイ・ドングァン前大統領府広報首席だけが朝中東出身MB側近の中で例外的に無事な状況だが 「李明博大統領はとても情けが深いのが弱点」というなど‘主君’の庇護に孤軍奮闘している。

 <朝鮮日報>編集副局長出身のキム・ヒョジェ政務首席は9日、パク・ヒテ前国会議長の前秘書であるコ・某氏が「2008年7・3全党大会当時、コ・スンドクセヌリ党(当時ハンナラ党)議員側から300万ウォンを返してもらい当時キャンプ状況室長だったキム主席に報告した」と検察に述べたことが明らかになり検察の召還調査が不可避になった。 監察は来週にもキム主席を召還すると発表した。

 同じ<朝鮮日報>政治部記者出身であるチェ・グシク議員は中央選管委DDoS攻撃に秘書コン・某氏が主導したと発表され、政治的責任を負ってハンナラ党を離党した状況だ。 検察による調査の結果、チェ議員は疑惑がないと明らかになったが、9日与党野党合意で特検法が通過し特検結果如何によっては政治的再起が不透明だ。

 同じ<朝鮮日報>出身であるシン・ジェミン前文化体育観光部第1次官はMB側近中、最悪の状況に直面している。 ワシントン特派員時期の1998年、選挙法違反で国会議員職を辞退しワシントンに外遊に出た李明博大統領とゴルフ会合で親交を積んだ彼は、17代大統領選挙当時MBキャンプに合流して毎朝額を突き合わせ選挙戦略を立てるほどに認められたと知られた。

 2010年、李大統領から文化部長官候補に任命されながら彼は絶頂の瞬間を迎えたかに見えた。 しかし長官候補任命は彼にとって墜落の始まりだった。長官聴聞会過程で5件の偽装転入、各種不動産投機、ダウン契約書締結など数件の法違反事実があらわれ世論の叱責を受けて長官候補職から辞退した。 特に2002年記者時期にチャン・サン総理候補の偽装転入を批判するコラムを書いた彼が偽装転入を5回もした事実が明らかになり国会議員の叱責を受けた。

 シン前次官は昨年イ・ククチョル SLSグループ会長から2008年6月からの16ヶ月間に1億300万ウォンを受けとったかと思えば、SLSグループの事業関連嘆願を聞き入れる代価としてSLSシンガポール法人名義のカード2枚を提供された疑惑(特定犯罪加重処罰法上のわいろ疑惑など)で検察に拘束起訴された。 彼は先月26日の公判で「金を受け取ったことは事実だが職務関連性はなかった」と無罪を主張した。

 釜山貯蓄銀行グループ ロビイスト パク・テギュ(72)氏から億台の金品を受け取った疑惑で拘束起訴された<中央日報>論説委員出身のキム・トゥウ大統領府前広報首席は先月26日に開かれた公判で懲役3年に追徴金1億3140万ウォン、パク氏から受け取ったゴルフクラブ没収の刑を求刑された。キム前首席は最終弁論で「公職にありながら付き合いに分別を欠いた点を骨身にしみて反省する」としつつも「釜山貯蓄銀行と関連して要請を聞き入れたり金を受け取ったことはない」と無罪を主張した。

 <東亜日報>政治部長出身である‘MBメント’チェ・シジュン放送通信委員長も権力の無常を実感している。養子として知られたチョン・ヨンウク前放送通信委員会政策補佐官がキム・ハギン韓国放送芸術教育振興院理事長(拘束起訴)から数億ウォン台のロビーを受けた疑惑を受けている上に、本人自ら親李系議員3人に3500万ウォンをばらまいたというマスコミ報道が出てくるや先月末、委員長職辞退を発表した。捜査の進展によっては検察召還調査も排除できない状況だ。

 チェ委員長の絶対的な後援を受けて昨年12月に総合編成放送をスタートさせた朝中東は質が低く地上波と差別化できないプログラムのせいで0%台の微々たる視聴率で苦労の種を引きずっている状況だ。 <メディア今日>最近号は、朝中東総合編成チャンネルは視聴率低調に加え、広告単価も大幅に下がり数千億台の赤字を記録するだろうと見通した。自社出身政治部記者たちの相次ぐ墜落に対して自省の声は聞こえない。

キム・ドヒョン先任記者 aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/518482.html 訳J.S