原文入力:2010-11-20午前10:15:15(1161字)
チャン・ハジュン教授の新自由主義批判書籍‘彼らが話さない23項’が国内書店で翼が生えたように売れていると言います。本はこの間、覇権的地位を享受してきた新自由主義の理論的仮定や主張が裏面の真実を隠しているという点をいちいち明らかにする内容です。
20日で10万部が売られ、主要オンライン書店のベストセラー1位に上がったというからすごい勢いです。特に主読者層が40代男性であり、20代女性が主読者層の他のベストセラーと比較されているといいます。
人々がこの本に熱狂する理由は何でしょうか?それだけ多くの人々が現在の疲れる暮らしの代案を渇望している証拠だというのが専門家たちの解説です。
事実、新自由主義以後の代案に対する欲求は比較的社会全般で広範囲に確認されています。最近では減税擁護論グループのハンナラ党で‘金持ち減税論争’が熱くなっています。もちろん今の流れを見ればフリだけの減税撤回に終わる可能性が高く見えますが、減税論の退潮が無視することのできない大勢であることを確認するのは難しくありません。先立って無償給食論争がありましたね? また、続けて福祉談論が政界で新しいアイコンに浮上しました。全て私たちの社会の価値観と基調、流れが変わっているという証拠に見えます。
現代車非正規職労組の生産ライン占拠ストライキが、20日で6日目をむかえました。焦点は社内下請け非正規職労働者の正規職転換可否です。大法院は去る7月 「現代車で2年以上勤めた社内下請け非正規職は、現代車の正規職とみるべきだ」と判決しました。非正規職労組はこの趣旨を直ちに受け入れることを会社に要求し、会社はそれを拒否しています。彼らの闘争は正規職労組の中途はんぱな態度で孤独で厳しい戦いになっていると言います。会社と正規職労組の前向きな態度を期待します。
調査機関により差はありますが、非正規職は概略 国内全体雇用市場の30~50%を占めています。2~3人に1人が非正規職という話です。皆さんご存知でしょうが、これらは雇用不安は言うまでもなく賃金までも同じ仕事をしても正規職の60~70%しか受け取れない不当な待遇を受けています。
今すぐには自分の問題でないかも分かりません。しかし考えてみて下さい。この問題をそのままにすれば、子供たちが非正規職の悲しみを体験するかも知れません。私たちの息子や娘はその‘2~3人に1人’にはならないと誰が断言できますか?
パク・ビョンス モバイル エディター suh@hani.co.kr
原文: 訳J.S