ウィ・ソンラク国家安保室長は6日、ホルムズ海峡海上で起きた韓国船舶の火災について、「当初は攻撃された可能性が取り沙汰されたが、情報をさらに検証したところ、攻撃されたというのは確実ではないようだ」と語った。また、米国のドナルド・トランプ大統領が「解放プロジェクト(プロジェクト・フリーダム)」参加提案を撤回したため、もはや参加の検討は不要になったと明かした。
ウィ室長はこの日の大統領府でのブリーフィングで、「船(火災が発生したHMMの貨物船ナム号)は曳航(えいこう)中で、明日の早朝ごろに入港の見込みだ。その後、調査チームが現地におもむいて把握する予定」だとし、「ひとまず浸水や傾きはなかった」と語った。
ウィ室長は米国から提案された「プロジェクト・フリーダム」について、これ以上議論を続けないことを決めたと述べた。
ウィ室長は「米国は海洋自由構想というものを打ち出したことがあり、我々はそれを検討しているが、月曜日にトランプ大統領は『プロジェクト・フリーダム』という概念を(新たに)打ち出した。韓国船舶で火災が発生したことを知り、韓国は米国の任務にかかわるだろうと発言した」として、「米国は韓国船が攻撃されたという前提で語っているようだが、我々はもう少し確認したいという状況」だと語った。米国務省は先月28日、ホルムズ海峡航路の開放に向けた多国籍連合体「海洋自由連合(MFO)」への参加を提案。そして今月3日には、ペルシア湾からの船舶救出作戦「プロジェクト・フリーダム」を改めて提案した。
ウィ室長は「米国が語る海洋自由構想とプロジェクト・フリーダムの関係がどうなるのか、我々は把握する過程にある」とし、「おそらく海洋自由構想は海峡の安定化と航行の自由のための幅広いアプローチだと思われ、プロジェクト・フリーダムは即時の海峡通過を支援する作戦だと思われる」と語った。そしてウィ室長は「プロジェクト・フリーダムについても検討しようとしたが、(トランプ大統領が)作戦を中止したため、(もはや)検討は不要になったと考える」と述べた。