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中東在住韓国人「窓の外で爆発音、振動が怖い…空路断たれ、焦りが募るばかり」

登録:2026-03-03 07:50 修正:2026-03-03 08:27
バーレーンにあるジュファイア米海軍基地。28日(現地時間)、イラン側の爆撃により煙が立ち上っている=Kさん提供//ハンギョレ新聞社

 「食事中に大きな音がして驚いて見てみると、ジュファイア米軍基地から大きな煙が立ち上っていました。そのままパスポートとノートパソコンだけを持って駆け下りました」

 バーレーンに住む韓国人の国際機関職員であるKさん(25)は、先月28日(現地時間)に直面した爆撃の恐怖を語った。Kさんの自宅は米海軍の基地からわずか1.7キロの位置にある。米国とイスラエルによるイラン空爆後、イランはバーレーン、カタール、アラブ首長国連邦などの周辺国にある米国の軍事施設に対する報復攻撃を開始し、中東全域が不安と恐怖に包まれた。Kさんは「避難した友人の家でも爆撃音と振動が続いているため、ロビーに駆け下りて、静かになったら戻るということを繰り返している」として、「元々は水曜日に帰国便のチケットを予約してあったのだが、空路がすべて断たれた」と訴えた。バーレーンにいた韓国人の一部は陸路で比較的安全とされるサウジアラビアに向かっている、と語ったKさんは、しばらくして訂正した。「今しがた、陸路も攻撃対象になる可能性があるという通知が来ました。陸路も断たれたようです」

 米国によるイラン空爆の余波が中東全域へと広がり、中東在住韓国人や韓国人旅行者も極度の混乱に直面している。2日にハンギョレに現地の状況を語った人々は、中東のほとんどの国が領空を閉鎖したため空路が断たれた状況にあって、「残された脱出路」を探すために奮闘していた。

 カタール韓人会のカン・ミョンニョン会長は「ひとまず飛行機が飛んだらそれに乗って脱出しようと考えて、誰もがカタール政府の領空開放発表ばかりを待っている」として、「旅行でやって来た人たちからの韓人会への連絡も多いが、助けたいと思っても、できることはあまりない」と語った。混乱の中、爆撃の危険から脱するための「情報」は不足している。カタールを旅行で訪れ、足止めにあっているチャン・ジウォンさん(25)は、「滞在しているホテルでも28日夜から大きな爆発音が聞こえている。空でミサイルが迎撃される場面まで見た」、「怖くて震えながら大使館に電話したが、状況がよく分かっていないようで特に情報は得られなかった。現地の指示に従えと言われただけ」と語った。この日、ドバイやエジプトなどの中東地域の旅行情報を共有するオープンチャットルームでは、「飛ぶ飛行機」を求める差し迫った問い合わせや不確かな情報の共有が相次いでいた。

 子どもを中東に送っている親たちも、不安を訴えている。娘をカタールにある米国の大学のキャンパスに通わせているイ・テウォンさん(48)は、「娘とは現地時間の午前1時から2時ごろまで連絡を取り合っていた。爆発音が周期的に聞こえてきて、寮の建物も揺れていると言っていた」、「航空会社のホームページで(娘の帰国のための)チケットを予約しているが、キャンセルになってばかり。明日のチケットを予約したが、またキャンセルになってしまうかもしれない」と言ってため息をついた。

チャン・ジョンウ、キム・スヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1247276.html韓国語原文入力:2026-03-02 17:41
訳D.K

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