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尹前大統領「不正選挙は実際のもの、陰謀論は偽りではない」元塾講師が伝えた映画感想

登録:2025-05-22 06:45 修正:2025-05-22 08:59
尹錫悦前大統領が21日、ソウルのメガボックス東大門(トンデムン)で映画観覧を終えた後、拍手している/聯合ニュース

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領とともに不正選挙関連の映画を観覧したチョン・ハンギル元韓国史講師とプロデューサーのイ・ヨンドン氏が、観覧前後の尹前大統領の発言を伝えた。

 チョン・ハンギル氏は21日、ソウル東大門区(トンデムング)の複合映画館「メガボックス」で尹前大統領と映画『不正選挙、神の作品か』を観覧した後、記者団に「きょう大統領が来られたが、特に意味があるわけではなく、この映画を20~30代の若者たちがたくさん見に来るというので、彼らを応援するため映画を自ら観覧された」と語った。チョン氏は「大統領選挙に対する、選挙に対するメッセージは全くない」とし、「本来(尹前大統領は)お忍びで来て、この映画を見にくる20~30代の若者たち、弾劾に反対した若者たちに勇気を与えるため、激励するために足を運ぶと私に知らせてきた」と話した。

 チョン氏は「観覧後、尹前大統領は何と言ったのか」という記者団の質問に「不正選挙に関することは実際のものだ、陰謀論は偽りではない(と言った)」と答えた。チョン氏は不正選挙があったと強調しながら「100%不正選挙があったということに、自分の右手首をかける」と述べた。チョン氏は「不正選挙がなされず、公正で透明な選挙を国民は望んでいる」とし、「それを知らせるために映画を作った」と強調した。チョン氏は「コペルニクスが『それでも地球は回る』と言った時、皆が嘘だと言ったが、地動説が正しかったことを私たちは知っている」とも語った。

 チョン氏とともにこの映画を制作したイ・ヨンドン氏は「尹前大統領は(観覧後)何と言ったか」という質問に「何より、コンピューターや電子機器なしに台湾やドイツが行う透明な方式で(選挙が)行われなければならない(と語った)」と伝えた。イ氏は「今後、事前選挙をなくし、手作業で開票すれば、すべての結果に国民が承服するだろう」と主張した。

ソン・ギョンファ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1198644.html韓国語原文入力:2025-05-21 20:12
訳H.J

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