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連続する奇跡…韓国・浦項の2人目の生存者、行方不明から14時間後に救助

登録:2022-09-07 02:33 修正:2022-09-07 07:32
6日午後9時15分ごろ、慶尚北道浦項市南区仁徳洞のあるマンションの地下駐車場に閉じ込められ、14時間後に救助された住民のKさん(52)が救急車へと運ばれている=慶北消防本部提供//ハンギョレ新聞社

 奇跡だった。台風11号ヒンナムノーに伴う集中豪雨により隣接する河川が氾濫したため、地下駐車場に閉じ込められていた慶尚北道浦項市南区仁徳洞(ポハンシ・ナムグ・インドクトン)のAマンションの住民、Kさん(52、女)が、行方不明となってから14時間後の6日午後9時41分、劇的に救助された。8時15分ごろに救助されたJさん(39、男)に次ぐ2人目の生存者だ。これにより、Aマンション地下駐車場浸水事故による死者・行方不明者は7日未明現在5人となった。

 Kさんは先に救助されたJさんと同様、パイプと浮遊物につかまって地下駐車場の天井にできたエアポケットに留まり、水が抜けるのを待っていたが、排水が50%ほど完了したこの日夜、救助隊員の手に引かれて駐車場の外に出た。Kさんは意識ははっきりしていたものの、ぐったりしており、低体温症状も見られたため、救急車で近くの病院に運ばれた。

イ・ジョンハ、キム・ギュヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/1057816.html韓国語原文入力:2022-09-06 22:01
訳D.K

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