日本で新型コロナウイルスの1日の感染確認数が3万人以上報告され、過去最多を記録した。
日本のNHKは18日、コロナ新規感染確認数が午後6時10分現在で3万2197人となり、3万人を超えたと報じた。これまでの1日の最多記録は「第5波」のピークだった昨年8月20日の2万5992人だったが、これを大きく上回る感染者数が確認された。大阪ではこの日、5396人と過去最多の感染者数が確認され、東京でも5000人以上が報告された。
日本政府は首都圏の東京、千葉、埼玉、神奈川の4都県を含む全国13の都県に、緊急事態に準ずる防疫措置である「まん延防止等重点措置」を適用する方針だと、日本の各メディアは報じた。適用期間は今月21日から来月13日までとする方針だ。日本政府は19日にこのような内容を国会に報告した後に、正式に決定する予定だ。すでにまん延防止等重点措置が適用されている広島、山口、沖縄も合わせると、まん延防止等重点措置の対象地域は16都県。
日本のコロナ感染者は、東京五輪・パラリンピック期間中だった昨年夏に爆発的に増えたが、昨年10月には2桁にまで減り、年初までこうした状況が続いていた。しかし、感染力の強い新たな変異株であるオミクロン株への感染拡散などの影響で再び急増し、14日から4日連続で1日に2万人以上の感染者数が報告されている。