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ソン・キム北朝鮮政策特別代表、19日訪韓…韓米日の北朝鮮核問題首席代表協議

登録:2021-06-19 03:32 修正:2021-06-19 06:32
米国務省のソン・キム北朝鮮政策特別代表が5月21日午後(現地時間)、ホワイトハウスの韓米首脳共同記者会見の会場でSKのチェ・テウォン会長と言葉を交わしている/聯合ニュース

 米国務省は17日、ソン・キム北朝鮮政策特別代表が今月19~23日に韓国を訪問することを明らかにした。

 米国務省は報道資料で、キム代表がソウルで外交部のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長との3者会議に臨むと発表した。3カ国の北朝鮮核問題の首席代表による協議だ。国務省によると、キム代表はまた、韓国のその他の高官や学界・市民団体の関係者と会い、米国の対北朝鮮政策の検討結果について話し合う。国務省北朝鮮政策特別副代表のジョン・パク東アジア太平洋担当副次官補とホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のメンバーがキム代表の訪韓に同行する。

 国務省は「キム代表のソウル訪問は、朝鮮半島の完全な非核化に向けた努力、我々の共同の安保・繁栄の保護、共通の価値の維持、規則基盤の秩序強化のための韓米日3カ国協力の根本的重要性を強調する」と説明した。

 今回はキム代表の就任後初の訪韓で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が韓国時間17日の党全員会議で「対話と対決のいずれに対しても準備ができていなければならない」と述べた後に行われるもの。

 米国は4月末、「朝鮮半島の完全な非核化を目標とする、調整された実用的な外交的アプローチ」という対北朝鮮政策の骨子を公開した。続いて韓米は先月21日の首脳会談後の共同声明で、2018年の板門店宣言やシンガポール共同声明などの既存の約束にもとづいて朝鮮半島の非核化を実現することを発表し、米国のジョー・バイデン大統領は南北の対話、関与、協力に対する支持を表明している。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/999958.html韓国語原文入力:2021-06-18 13:03
訳D.K

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