北朝鮮が韓米の新しい「作戦計画5015」と「斬首作戦」について「危険千万な挑発妄動」だと反発した。
北朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)のホームページ「わが民族同士」は28日、「今、南朝鮮のマスコミには、斬首作戦だの、作戦計画5015だのが大々的に流布されており、内外の深刻な懸念を呼んでいる」とし「共同報道文のインクも乾かないうちに、相手の首脳部を狙った戦争脚本を堂々とマスコミに公開したのは、南北合意に対する露骨な裏切りであり、同胞の統一熱望を踏みにじる、耐えられない冒涜行為だ」と非難した。
しかし、北朝鮮が強く反発しながらも、当局の公式声明などではなく、祖平統のホームページでの論評の形で立場を示したのは、最近の南北対話の雰囲気を今すぐ白紙化する意図はないことを意味するものと解釈される。
韓米が今年6月に署名した作戦計画5015には、北朝鮮の局地挑発時から韓米連合防衛体制を稼動し、大量破壊兵器(WMD)の使用兆候が見られたら、実質的に先制打撃する案などが盛り込まれたことが分かった。特に斬首作戦は敵が核兵器などの大量破壊兵器を使用しようとする場合、武器の使用の最終的な承認権者を事前に除去するというもので、国防部当局者が安全保障学術セミナーで取り上げて波紋を呼んだ。
韓国語原文入力:2015-08-28 19:39