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イ・ビョンギ国家情報院長 就任「政治的中立 必ず守る」

登録:2014-07-18 20:33 修正:2014-07-19 06:09
イ・ビョンギ国家情報院長

イ・ビョンギ新任国家情報院長が就任第一声で‘政治的中立’を約束した。

 イ院長は18日午前、ソウル内谷洞(ネゴクトン)の国家情報院庁舎で開かれた就任式で「必ず‘政治的中立’の誓約を守る。 職員も‘政治関与’の四文字を頭の中から完全に消して、本来の業務だけに集中してほしい」と注文した。 国家情報院が去る大統領選挙当時の政治介入で論議にまきこまれた点を指摘したものと見られる。 イ院長は去る7日の国会人事聴聞会で、過去に大統領選挙で政治資金を伝達した自己の履歴と関連して「心の底から後悔している。 頭の中から政治関与という言葉は完全に消す」と話した経緯がある。

 イ院長は国家情報院の改革方向についても「退行的縮小ではなく、発展的革新を熟慮している」として「重要なことは、何をすべきで何がすべきでないのかを明確に区分すること」と話した。 イ院長はさらに続けて「国家情報院の本来の業務は、内外の敵対勢力から国家を保衛し安全問題など包括的脅威から国民を保護し、自由民主主義体制の守護を通じて国体を守ること」とし「過去の慣行に安住するのではなく‘基本に立ち戻る’心掛けで自らを省察しなければならない」と話した。 また「今後は国家と国民だけを見て、信頼を受ける情報機関として出直すことに最善を尽くして臨む」と話した。

ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/647584.html 韓国語原文入力:2014/07/18 19:35
訳J.S(702字)

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