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パク・ウォンスン ソウル市長が出した仮処分申請、ナ・ギョンウォン前議員の夫が審理

登録:2014-04-03 19:33 修正:2014-04-04 10:23
パク・ウォンスン ソウル市長

 パク・ウォンスン ソウル市長が出した仮処分申請事件をソウル市長補欠選挙時に競争候補であったナ・ギョンウォン前議員の夫が審理中であることが3日確認された。

 パク市長は先月17日、息子(29)の公益勤務要員判定に不正があるという虚偽事実をまき散らしているとし、イ・某氏を相手に虚偽事実流布禁止仮処分申請を出した。 この事件は仮処分事件を扱うソウル中央地裁民事合議51部に配当された。 裁判長はナ前議員の夫であるキム・ジェホ部長判事だ。 ナ前議員も選挙の時に朴市長の息子の兵役不正疑惑を提起したが、朴市長に敗れた妻が提起した疑惑に対し、夫が違法性を判断することになったわけだ。

ナ・ギョンウォン-キム・ジェホ夫婦

 パク市長は息子の兵役問題に関しイ氏が朴槿恵(パク・クネ)大統領など70人余りに郵便内容証明を送り、2万件余りのEメールを発送すると仮処分申請を行った。 パク市長の息子の兵役疑惑は、2012年2月に再撮影した脊椎MRI写真が兵務庁提出したものと同一だという判読結果が出て、根拠がないことが明らかになった経緯がある。

 これに先立ってパク市長は、先月18日虚偽事実流布の疑い(公職選挙法違反)でイ氏など2人をソウル市選挙管理委員会に告発した。 選管委は同月31日このような疑惑でイ氏をソウル中央地検に告発した。

パク市長が出した仮処分申請事件の審理は10日に開かれる。

キム・ソンシク記者 kss@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/631095.html 韓国語原文入力:2014/04/03 18:04
訳J.S(776字)

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