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中央(チュンアン)大‘100万ウォンの大字報’洪水 学生たち、清掃労働者ストライキ封鎖を批判

登録:2014-01-05 21:58 修正:2014-01-06 07:18
ストライキ中の清掃労働者が貼り出した大字報 1枚当り100万ウォンずつを払わせるよう、中央(チュンアン)大が裁判所に仮処分申請を出したことを風刺する学生たちの大字報が中央大法学館の建物に貼られている。 中央大学生 提供

 中央大に‘100万ウォンの大字報’が貼り出された。 ストライキ中の清掃労働者が大字報を貼り出せば1回につき1人当り100万ウォンずつを払わせるようにしてほしいとして中央大が裁判所に仮処分申請を出すと、学生たちがこれを風刺する大字報を貼り出し始めた。(<ハンギョレ> 1月3日付12面参照) 中央大の学生たちは学校の仮処分申請のニュースに接した後、去る4日からこの学校の本館と法学館などに‘この大字報は100万ウォンのものです’、‘彼女らの叫びを100万ウォンで封じることはできないでしょう’、‘ここにも100万ウォンの大字報があります’などの題名の大字報を相次いで貼り出している。 学生たちは「学校側の仮処分申請は、月給が120万ウォン程である清掃労働者のストライキを源泉封鎖するための過度な対応」と批判した。

 大字報を貼り出したチャン・ミンギョン(21)氏は「ストライキ中の清掃労働者たちが、学生たちに申し訳ない気持ちを伝え、苦衷を述べた大字報を貼り出したのに、学校側がそれに100万ウォンという価格を付けたという話を聞いて、学校の主人である学生と労働者が何も言うことはできない所が私たちの学校だという事実が恥ずかしかった。 自身の権利を守るために勇気を出した労働者の声が埋められてはならない」と話した。 また別の中央大生カン・某(24)氏は、大字報に偽100万ウォン札紙幣を一緒に貼り出した後 「大学は誰もが話せる空間だ。 100万ウォンがなくとも大字報を貼り出すことができる大学に通いたい」と書いた。

 中央大だけでなく高麗(コリョ)大・崇実(スンシル)大・ソウル市立大・韓国芸術総合学校など他大学の学生たちも中央大に大字報を送り支持と連帯の意を明らかにしている。

 崇実大に通うパク・ソヨン(23)氏は「学校が清掃労働者の話す権利さえ奪っている。 清掃労働者を支持する気持ちを込めて大字報を貼り出した」と話した。 韓国芸術総合学校に通うある学生は、中央大を買収した斗山(トゥサン)グループの企業広告をパロディにして "人が未来だ(ただし、ストライキ労働者は除く)" という大字報を中央大に貼り出した。

 学生たちは清掃労働者を支持するメッセージや大字報などを送れば(cauokay@gmail.com)一件当り偽金100万ウォンを積み立てる‘義血アンニョン基金’造成イベントも進行する計画だ。 ツイッターなど社会関係網サービス(SNS)では‘歌一曲の代金は私が代わりに出す’、‘大字報代の代わりに差し上げるから思う存分使ってください’等、中央大を批判する反応が相次いだ。

文・写真パク・スンホン記者 abcd@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/618446.html 韓国語原文入力:2014/01/05 21:16
訳J.S(1403字)

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