国家情報院大統領選挙介入特別捜査チーム長を務めたユン・ソギョル驪州(ヨジュ)支庁長に対する最高検察庁の重懲戒の他にも、政府公職者倫理委員会が財産申告時に‘過多申告をした’という理由で追加懲戒をすると発表され、ネチズンは空いた口がふさがらずにいる。 普通は財産が多いことを隠すために‘縮小申告’をするから問題なのに、ユン支庁長は反対に‘借金’をミスで申告しなかったために、財産が多くあるように間違って申告した。 ネチズンは懲戒がなされるならば史上初の‘過多申告’処罰事例になると見られると皮肉った。
チョ・グク ソウル大教授はツイッターを通じて "弱みを掴もうと努めたが、見たことも聞いたこともない懲戒理由" として皮肉った。 チン・ジュングォン東洋(トンヤン)大教授もツイッターに "これは何の荒唐ギャグか" とし "ユン・ソギョル検事、政権が捕まえようと腹を括ったようです。 ひとまず監察委では結論を出さなかったが、重懲戒で殴って、それでも足りなくて安全行政部でホコリをはたくように裏調査して確認射殺しようとしたのでしょう。 ところで罪目(財産過多申告?)が奇怪でコメディになったのです" と書いた。
ネチズンの反応も相次いだ。 あるネチズン(ツイッターID@me**)は "他の公職者は財産を漏らしたり縮小するのに忙しいが、ミスで過多申告したからと懲戒要求だなんて、もうはや言う言葉がなくなった" という反応を見せ、別のネチズン(ツイッターID@yo**)は "はたきにはたきまくって出たのが過多申告だ。 なんとしても追い込んで辞退させる意図" として怒った。 "財産隠しを防ぐために作った法が無実の罪に陷れる"(@je**)という指摘もあった。
これに先立って政府公職者倫理委員会(委員長 イ・サンベ)が先月24日に開いた会議で、昨年公職者財産申告でユン支庁長が夫人の財産5億1000万ウォンを‘過多申告’したとし、法務部に懲戒を要求することを議決した事実が10日、一歩遅れて知らされた。 すでに懲戒要求は法務部に通知されており、法務部は最高検察庁の懲戒強度検討後に検査懲戒委を経て確定する予定だ。
委員会によればユン支庁長は昨年夫人と結婚し、夫人が7~8年前にアパートを購入し融資を受けた債務金4億5000万ウォンを申告しなかったため、財産を‘過多申告’した。 債務を隠すことも懲戒理由に該当するというのが委員会の立場だ。
チョン・ユギョン記者