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国家情報院、‘クァク・ノヒョン・無償保育批判’コメントも指示していた

登録:2013-09-23 21:53 修正:2013-09-23 22:32
国家情報院

 国家情報院心理戦団職員がクァク・ノヒョン(59)前ソウル市教育長の裁判や無償保育政策など北韓とは関連のない問題に対してもサイバー世論操作活動をするよう‘上層部ライン’の指示を受けていた事実が明らかになった。

 ソウル中央地裁刑事21部(裁判長イ・ポムギュン)審理で開かれたウォン・セフン(62)前国家情報院長の公職選挙法違反第5回公判で、証人として出てきた心理戦団職員キム・ハヨン(29)氏は昨年9月27日クァク・ノヒョン前ソウル市教育長が候補買収疑惑で最高裁で有罪が確定した日、インターネット サイト‘ポムプ’にクァク前教育長を批判する文を載せたことについて「クァク教育長宣告関連(文掲示)指示が降りてきた」と証言した。 検察もこの日の裁判で「イ・某パート長も検察調査で‘クァク・ノヒョン有罪宣告後、クァク・ノヒョンを非難する主題が指示事項として降りてきた’と述べた」と明らかにした。 キム氏は「有罪確定以後にそのような活動指針があったことと記憶する」と話した。

 キム氏はまた、昨年11月5日‘今日のユーモア’サイトに政府の無償保育政策撤回を擁護する文を書いていたことが明らかになった。 これに対して裁判長が「無償保育撤回と関連して北韓の宣伝・扇動があったのか」と尋ねるやキム氏は「具体的内容は覚えていない」と話した。

 キム氏が属した心理戦団5パート職員は、昨年8月頃から今日のユーモア サイトなどで組織的に政府・与党支持文には推薦または賛成を、野党支持文には反対クリックをした。 キム氏は「サイト モニタリング過程で反応を効率的に引き出すための方案として賛否クリック効果をテストしただけ」と話した。 同年9月には今日のユーモア運営者が、特定IPが組織的に賛否クリックをした情況を捕捉し、これらのIDを強制脱退させた後に心理戦団職員の活動がしばらく収まったが、キム氏はこれに対して「テストして実効性がないと判断してやめた」と明らかにした。 しかしキム氏は大統領選挙の一ヶ月前である11月から、職員の組織的賛否クリックが急速に増えた理由については「私は個人的に行ったが、他の方々びついては分からない」と話した。

 キム氏が昨年の警察調査当時に虚偽の陳述をしていた事実も明らかになった。 キム氏は「警察調査で外部助力者イ・某(42)氏に昨年初めて会い、彼に今日のユーモアID 5ヶを作ったと話したが、検察調査で正した」と明らかにした。 イ氏はパート長イ・某氏の大学同期で、イ パート長が交渉した人物として知らされた。 検察は「去る1月、警察調査を受けた頃、キム氏の弁護士事務室で証人とイ・某氏、イ パート長が会いパート長の身分を隠すために口裏を合わせたのではないか」と問い質した。 これに対してキム氏は「時点はいつかわからないが、そのように話した」と話した。 検察が「サイバー活動が正当だと主張していながら、なぜパート長を隠そうとしたのか」と尋ねると、キム氏は「捜査状況が言論に大量に露出していたため嘘をついた」と話した。

イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/604273.html 韓国語原文入力:2013/09/23 20:02
訳J.S(1503字)

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