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“親日を主題のドキュメンタリー”キム・ジンヒョクEBSディレクター、結局 辞表

登録:2013-07-05 07:55 修正:2013-07-05 23:01
教育放送(EBS) <ドキュメンタリープライム>ホームページ

 '教育放送'(EBS)の <ドキュメンタリープライム>で“親日”関連の番組を製作して社側と葛藤を生じさせたキム・ジンヒョク ディレクター(PD)が、結局会社を離れることになった。

 キム・ジンヒョク ディレクターは27日、ツイッターを通じて「番組をちゃんと終えることができずにEBSを離れることになり、反民特委の子孫の方々にとても申し訳ない気持ちです。 心を共にしてくれたEBSの先輩後輩同僚の方々にも、やはり申し訳なく思います」という文を残した。 <教育放送>は『私は独立有功者の子孫です』の製作を中断させた後、先週末キム・ジンヒョク ディレクターが提出した辞表を26日受理したという。

 キム・ジンヒョク ディレクターは解放後親日派を調査した反民族行為特別調査委員会(反民特委)の活動等を盛り込んだ『私は独立有功者の子孫です』篇を製作中の去る4月8日、突然他の部署である数学教育チームに発令を受けた。『私は独立有功者の子孫です』は2011年に<教育放送>の教育ドキュメンタリー委員会で公式手順を経て製作に入り、今年8月放映予定の番組だった。 キム・ジンヒョク ディレクターの転出でこの番組の製作は中断された。 教育放送労組は「親日という主題に弱みのある現政権の顔色を伺ったのではないか」として発令が不当だと抗議したが、会社側は受け入れなかった。

 キム・ジンヒョク ディレクターは去る2008年にも<教育放送>の看板ドキュメンタリー番組だった「知識チャンネル e 」のディレクターを務め、狂牛病に関する5分ものの映像『17年後』を演出して製作部署でない部署に発令されたことがある。 “狂牛病論難”でロウソクデモが真っ最中だった当時、『17年後』は一回放送中止にされて政府の外圧論難をかもしもした。 キム・ジンヒョク ディレクターは3年後に製作部署に復帰し、あるインタビューで「御用言論人、あなたに対する評価を下そう」という言葉を残している。 だが、彼は結局、反民特委関連のドキュメンタリー製作を終えられないまま、会社を離れることになった。 キム・ジンヒョク ディレクターは韓国芸術総合学校映像院放送映像科教授募集の公開採用に応募し、最近任用が確定したとされる。

イ・ワン記者 wani@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/593653.html 韓国語原文入力:2013/06/28 11:38
訳A.K(1190字)

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