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1200万人 突破 ‘7号房の贈り物’ 、興行記録 再び書き換えるか

登録:2013-03-10 13:14 修正:2013-03-11 01:10
映画‘7号房の贈り物’

 <7号房の贈り物>が<怪物>を上回り韓国映画最大観客数記録を更新できるかに関心が集中している。 歴代最高興行映画である<怪物>を9日現在、約100万人差で追っているためだ。

 映画振興委員会統合コンピュータ・ネットワーク集計によれば、<7号房の贈り物>は9日までに1205万人を集め、歴代韓国映画興行5位に上がった。 先月23日に封切りし46日目で1200万人を突破したのだ。 昨年1231万人を越えた<光海、王になった男>が封切り71日目で1200万人を突破したのと比較すれば何と25日も早い興行疾走だ。

 <7号房の贈り物>はキム・ガンウ、キム・ボム主演の<サイコメトリー>が7日に封切りした後‘1日観客順位’で3位に下がりはしたものの、週末観客の呼応を再び得て2位に復帰する底力を発揮した。

映画‘7号房の贈り物’

 <7号房の贈り物>を巡り抵抗不能に近い身体障害者の‘パパ’(リュ・スンニョン)に罪をかぶせ窮地に追い詰める極端な設定で涙を絞り出そうとしているという批判も提起されているが、俳優のコミック演技と家族愛を扱った胸を打つシーンが‘笑わせてくれる暖かい映画’を望む観客の心を動かしているという分析が出ている。

 現在、映画界では<7号房の贈り物>が歴代韓国映画の観客数記録を書き換えるかが焦眉の関心事に浮上した。 全国観客数を配給会社の自主集計基準で発表した2010年以前までの最高興行映画はポン・ジュノ監督の<怪物>(1301万人)だった。 全国観客数を映画振興委員会統合コンピュータ・ネットワークの集計で発表し始めた2010年以後の最高興行作は昨年封切りされた<泥棒たち>(1298万人)だ。

 <7号房の贈り物>が<怪物>と<泥棒たち>の記録を越える可能性については展望が交錯している。 <7号房の贈り物>が観客1000万人を超しても興行が下火にならない点を挙げて1300万人内外まで観客数を引っ張っていけるという予想が少なくない。 だが、他の一方では3月に入り平日観客数が3万~4万人水準に落ち<7号房の贈り物>が歴代最高興行作になることは難しいだろうという観測も提起されている。 試写会段階から観客と評壇の大きな支持を得ている<パパロッティ>(14日封切・主演 ハン・ソッキュ、イ・ジェフン)も<7号房の贈り物>の興行に大きな変数として作用すると見える。

ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr,写真NEW提供

https://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/577312.html 韓国語原文入力:2013/03/10 12:23
訳J.S(1225字)

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