hankyoreh

朴槿恵(パク・クネ)(左)セヌリ党大統領候補、李正姫(イ・ジョンヒ)統合進歩党大統領候補が昨年12月10日午後ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSで開かれた第18代大統領選挙候補者TV討論会に先立ち記念撮影を終えた後、各自の席へ向かっている。 国会カメラマン団

　25日午に前開かれた第18代大統領就任式に文在寅(ムン・ジェイン)前民主統合党大統領候補と李正姫(イ・ジョンヒ)前統合進歩党大統領候補の姿が見られず気になる。

　文前候補は公式招請を受けたが現在、釜山プサンにいるため出席が難しいという通知をしたと分かった。 文候補支持者はツイッターなどに "懐かしい" 、 "就任式場で見れたら良かったのに" として物足りなさが込めた文を載せている。 盧武鉉前大統領夫人クォン・ヤンスク氏も体調を理由に出席しなかった。 ‘盧武鉉’の痕跡は見当たらない就任式だった。

　李前候補の場合、個別招請状を受け取ることができなかった。 記名招請状を受け取れなかった公式理由は、李前候補が去る22日夜遅にく統合進歩党新任党代表に選出されたためだ。 だが、ネチズンはまた別の理由があるのでないかという疑いの視線を送っている。 大統領選挙討論会過程で朴槿恵大統領と繰り広げた神経戦の沈殿物が‘招待されなかった’理由ではということだ。

　ツイッター利用者ddanzixxxは「個人的に私は李正姫(イ・ジョンヒ)を支持していない。 個人的に朴槿恵(パク・クネ)も李正姫(イ・ジョンヒ)を嫌いと言える。 しかし李正姫は政党の代表であり、彼女が属した党は憲法により保護と支援も受けている合法団体だ。 来る来ないは別にして招請状は送るべきだった。 あまりに姑息だった」として故意的招請拒否という疑いを提起した。

　朴大統領側が統合進歩党に行事参席者名簿を提出してほしいという公文書を送っただけで、李前候補が自らの判断で行事に参加しなかっただけではという意見もある。

　このような論議に対して統合進歩党イ・スジョン副報道担当者は「去る1月にカン・ビョンギ非常対策委員長をはじめとする議員6人が招請状を受け取った。 李正姫代表が招請状を受け取れなかったのは当時、公式的な党の肩書がない状態だったためだ」と説明した。

イ・ジョングク記者 jglee＠hani.co.kr