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セヌリ聴聞委員 ほとんどが "イ・ドンフプ 別に問題ない"

登録:2013-01-22 20:53 修正:2013-01-22 21:35
\'冷や汗聴聞会\' イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者が21日午前、国会で開かれた人事聴聞会で特定業務経費横領疑惑など与野党議員の叱責性質疑が相次ぐ間、様々な表情を見せている。 イ・ジョンウ、シン・ソヨン記者 woo@hani.co.kr

イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者に対する2日間にわたる人事聴聞会が終わった22日、セヌリ党所属聴聞委員7人中5人はイ候補者が辞退するほどの問題はないという意向を明らかにした。 彼らは聴聞会でイ候補者を積極的に庇い肩を持つ姿を見せた。

 キム・ジェギョン セヌリ党聴聞委員は<ハンギョレ>との通話で「多くの疑惑が提起されはしたが、特に決定的な瑕疵があると見るほどのことはないのではないかと考える」と語った。 カン・ウンヒ セヌリ党聴聞委員も「憲法裁判所所長として専門性がある。 (聴聞会前よりは)イ・ドンフプに対する否定的見解が少しずつなくなっている。 解明されていると見る」として肯定的な見解を示した。 キム・ドウプ、キム・ジンテ議員も特別な瑕疵はないという意見であり、キム・ソンテ議員は辞退しなければならない程ではないとの意向をほのめかした。 幹事であるクォン・ソンドン議員とアン・ヒョテ議員には連絡がつかなかった。

 しかし民主統合党はイ候補者に対して‘不適格’聴聞報告書の採択を推進することにした。 もしセヌリ党の反対で不適格聴聞報告書の採択が不如意ならば、報告書採択自体を拒否する方針を固めた。

 セヌリ党は「聴聞会で徹底的に検証する」という態度とは異なり、イ候補者を積極的にかばう姿を見せた。 イ・ハング セヌリ党院内代表は「(人事聴聞会が)党派的に悪用されている」として、イ候補者を代弁したし、セヌリ党聴聞委員らは聴聞会でイ候補者に釈明の機会を与えることに多くの時間を費やした。 イ院内代表は午前の拡大院内対策会議で、イ候補者の人事聴聞会について「うっぷん晴らし式で、足首つかみ式で、党派的利益のために政治的目的に人事聴聞会が運営される姿は残念だ」と話した。 イ院内代表の発言に対して野党幹事であるチェ・ジェチョン議員が、午後の聴聞会が開始された後に議事進行発言を通じて遺憾を表明すると、セヌリ党幹事であるクォン・ソンドン議員は「イ院内代表の発言は国民の指摘に代わって話したことだ。 国民の痛烈な指摘を心に深く刻み、謙虚に受け入れなければならない」と積極的に擁護した。 同じ党のキム・ジンテ議員も「公職候補者に過度に叱りつけこらしめている。 少なくとも候補者を侮辱してはならない」と加勢した。

 セヌリ党人事聴聞委員は2日間の聴聞会をイ候補者の各種疑惑を追及するよりは釈明機会を与えるために活用した。 クォン・ソンドン議員は21日、特定業務経費を私的に使ったという疑いと関連して、イ候補者が使用内訳をきちんと説明できないと見るや「聴聞委員は(候補者に)天才的な頭脳所有を要求している。 使用内訳を復碁し、この場で再現してくれと言うのは無理な要求」としてイ候補を弁護した。 キム・ジェギョン議員は22日イ候補者がチャン・ユンソク セヌリ党議員に政治後援支援金を出して国家公務員法に違反したことに対しても「(大学同期である)親疎関係を考慮しなければならない」として肩を持った。 カン・ウンヒ議員は三女の三星(サムスン)物産特典就職疑惑について「人事担当者に直接確認してみたところ、三星は2000年から家族事項は差別的要素になりうるとして書かなくなっているが、知っているか」と質問し、イ候補者は「私たちの娘が誰の娘なのかは周囲では全く分からないと言った」と答えるように仕向けた。

ソンチェ・ギョンファ、パク・テウ記者 khsong@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/570810.html 韓国語原文入力:2013/01/22 20:26
訳J.S(1602字)

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