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[単独] イ・ドンフプ 業務推進費 週末・休日に自宅近所で45回…不当使用 疑惑…30~40万ウォン高額決済も

登録:2013-01-16 22:27 修正:2013-01-17 09:55
イ・ドンフプ

 イ・ドンフプ憲法裁判所長候補者が憲法裁判所裁判官として在職しながら、週末など公休日に45回も業務推進費を使った内訳を見れば、いぶかしい点が1つや2つではない。

 2006年9月憲法裁判官に就任したイ候補者は、同年11月18日 自身の自宅付近の京畿道(キョンギド)城南市(ソンナムシ)盆唐区(プンダング)亭子洞(チョンジャドン)のあるウナギ専門店で食事をした。 翌年の2007年には13回にわたり週末と公休日に99万9000ウォンの業務推進費を使った。 2010年には週末に使った業務推進費が113万7000ウォンに達した。

 週末に業務推進費を使って1回に30万~40万ウォン台の食事をしたこともある。 2007年9月15日土曜日には京畿道(キョンギド)龍仁市(ヨンインシ)器興区(キフング)のある韓定食店で39万8000ウォンを決済し、2010年12月12日の日曜日にはある韓定食店で43万6000ウォンを使った。 イ候補者は城南市盆唐区のまた別の韓定食店を週末だけで5回訪問し、業務推進費を使いもした。

 イ候補者が週末に業務推進費を使った先はほとんどが自宅の近所であった。 イ候補者の自宅から1kmの距離内にある食堂だけで少なくとも5ヶ所で使い、京畿道華城(ファソン)市・龍仁市(ヨンインシ)などでも少なくとも5回以上食事をした。

 イ候補者は週末だけでなく平日にも勤務地ではなく自宅近隣で業務推進費を使った。 2007年5月24日には盆唐のあるフグ料理店で11万7000ウォンを決済し、同年6月19日には自宅近所の日本料理店で10万5000ウォンを使った。 2009年9月22日には自宅から歩いて10分の距離にあるランチ食堂で食事をしていた。

 公務員クリーンカードで決済して使う業務推進費は限度額が決まっていないが、業務目的だけに使わなければならない。 公休日と週末には使用が制限されており、管轄勤務地を抜け出して使うこともできない。 企画財政部の‘予算および基金運用計画執行指針’を見れば、管轄勤務地と関係のない地域では業務推進費を使用できず、業務と関連して避けられない場合には釈明資料を提出しなければならない。 憲法裁判官の勤務地はソウル鍾路区(チョンノグ)だ。

<ハンギョレ>はイ候補者側に説明を要請したが、16日までに明確な返事がなかった。

 国会人事聴聞特別委委員であるソ・ヨンギョ民主統合党議員は「ヒョン・ビョンチョル国家人権委員長もやはり400万ウォン余の業務推進費を週末に使っていたが、大統領が再任命を強行した。 国民の血税で賄われる業務推進費を私的に使う人を憲法と人権機関の首長に任命することが残念で、これが新政府の人事形態になるかと思えば憂慮せざるを得ない」と話した。 ユン・ヒョンジュン記者 hjyoon@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/570071.html 韓国語原文入力:2013/01/16 21:51
訳J.S(1395字)

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