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単一化に合意した文在寅-安哲秀 "雰囲気良好"

登録:2012-11-07 03:04 修正:2012-11-07 13:42
文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党大統領候補(左)と安哲秀(アン・チョルス)無所属候補が6日夜ソウル、龍山区(ヨンサング)、孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡記念館で単一化交渉をするため会い、笑顔で握手している。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

 文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党大統領候補と安哲秀(アン・チョルス)無所属大統領候補が投票日を43日後に控えた6日夜、二人きりで会って‘大統領候補登録日(25~26日)前までに単一化を実現する’ことに合意した。 両候補はまた、政治改革のための共同宣言文を発表することにするなど7項目の共同合意事項を発表した。

 文候補と安候補はこの日夜6時からソウル、龍山区(ヨンサング)、孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡記念館で倍席者なしに会い、1時間15分間対話をした。 両候補がこの日会談後に発表した合意事項を見れば、今後進行される単一化交渉に対する具体的な手続きはないが‘人物連帯を跳び越えた価値単一化’に対する共感、今後の単一化日程、そのための交渉窓口開設など手にできる結果物をあまねく含んでいる。

 両候補は候補登録以前に単一候補を決めることに合意したこと以外に、両者の支持者を集める国民連帯と政党革新、政権交替の方向などを含む‘新しい政治共同宣言’を発表することに合意した。 共同宣言文作成のために両候補側からそれぞれ3人ずつが参加する実務チームが稼動し、共同宣言を発表する日に両候補が再び会うことにした。 最近懸案に浮上した投票時間延長のための署名運動などのキャンペーンも共に繰り広げる計画だ。

 これと共に両候補はこの日始まった単一化議論が政治革新を望む国民の要求から出発したという点を強調した。 両候補は合意文に「厳重な時代状況に対する認識、国民のしんどい生活と暮らし向き、政治革新に対する国民の要求に対する認識を共にしていることを確認した」として「政権交替のために新しい政治と政治革新が必要で、政治革新の第一歩は政界が先に既得権を捨てるということだという点で意見を共にした」と明らかにした。 また「単一化を推進するにあたり自己の有不利を離れ国民の意思だけを見て行くべきとし、そのためには国民の共感と同意が必須ということに志を同じくした」と確認した。 両候補はまた「政権交替のための単一化、価値と哲学が一つになる単一化、未来を変える単一化の原則の下、セヌリ党の執権延長に反対するすべての国民の意思を一つに集めることで意見を集約した」として両側の支持層を全て吸収できる単一化に対する意志を表わした。

 この日の会談後、合意事項は文候補側のパク・グァンオン、安候補側のユ・ミニョン スポークスマンが共同で発表した。 パク スポークスマンは「両候補がわだかまりなく互いの見解を明らかにし、最後にも異見なく合意文を作成した」と伝えた。 ユ スポークスマンも「両候補が極めてよく合意したために会談後にスポークスマンは候補の口述を整理し確認する水準で発表文を作成した」と話した。

 文候補はこの日の会談開始に先立ち「虚心坦壊に対話して誠意をもって議論して早期に国民にうれしい便りをお伝え申し上げる」として「欲張らずに最善を尽くす」と話した。 安候補も 「今日の出会いが民生を見て回る新しい政治の第一歩になるよう一生懸命努力する」と会談に臨む覚悟を明らかにした。

ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/559408.html 韓国語原文入力:2012/11/06 22:52
訳J.S(1626字)

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