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‘土木工事’と判明した砂漠の神話…75億ウォン邸宅 "半額で買って下さい"

原文入力:2009-11-29午後10:36:31
世界最大の人工島パーム ジュメイラ, 眼につくのは‘賃貸’垂れ幕
豪華邸宅 灯火が消えたところ 多い…借金して不動産開発 成長‘破綻’

リュ・イグン記者

←ドバイ,パーム ジュメイラ近隣地域の高層ビルが見える浜辺で28日ラクダがアクビをしている。 ドバイ/ロイター連合ニュース

摂氏28度。真夏には50度を超えた天候に比べればドバイは今が天国だ。だが1980年代には小さな漁村に過ぎなかったイナゴ形のこの土地は‘神話’を作り始めて以来、最も苛酷な試練の季節をむかえていた。

去る28日(現地時間)夕6時、空港を出れば四方が工事現場だ。建てては止めたビルディング,住宅,道路、何一つきちんと整備されたものはない。空港から車で約35分の距離のパーム ジュメイラは車の場合、海底トンネルを通らなければ行けない特別な場所だ。ドバイが‘世界8大不可思議’と宣伝してきたヤシの葉形のパーム ジュメイラは‘世界最大の人工島’と広報されてきた。ここで一番最初に記者を迎えてくれたのは "賃貸" という大きな垂れ幕だった。

周辺の派手な邸宅のように庭がすぐに海に通じるA11番地。所有主のドイツ人は昨年2200万ディルハム(約74億8000万ウォン=約6億円)まで騰がったこの邸宅を1500万ディルハムで売ると取引した。ドバイで不動産事業を営むカン・チャンヒ(47)氏は「1350万ディルハムまでは下げることができる」と言って引き返した。

パーム ジュメイラの夜の風景は荒涼としていた。灯火がついている家は5軒に2軒ほどだった。こちらは先週590億ドルの債務支払猶予(モラトリアム)を宣言したドバイ国営企業ドバイワールドの主力企業であるナキルが野心満々で推進した不動産プロジェクトの産物だ。

ペルシア湾外から借りてきた資金でクレーンとブルドーザーを投入し、砂漠に‘中東のニューヨーク’を作ろうとしていたドバイの計画は突然立ち止まった。不動産活況で去る5年間に年平均15%の高成長を謳歌してきたドバイの空に聳え立った数多くの建物は入居者がいなかったり工事が中断され、闇の中にコンクリートむき出しで立っている。アブダビで大規模住宅プロジェクトを推進しているソンジンエンジニアリングのキム・ジウン ドバイ支社長は「世界最大,世界最高の刺激的な不動産プロジェクトを推進し、ドバイが急速に成功できたが、金融危機の余波で外部資金流入が途切れもろくも崩れた」と話した。

ドバイはパーム ジュメイラやプルズ(Buzz)ドバイのように超大型不動産プロジェクトに外部投資家の資金を引き込い開発利益を抜き取り、それをまた不動産開発拡大に注ぎ込む形で肥大化した。人口132万人に過ぎないドバイは、外部からの資本と労働力の流入が途絶えれば都市がこれ以上成長できない胎生的構造を持っている。

こういう構造の車の運転席を事実上国家が握り加速ペダルを踏んできた。外国人たちが100万ディルハム(約3000万円)以上の住宅を購入すれば特別居住ビザを発給した。ドバイワールドのような事実上の国営企業が不動産プロジェクトの最前線に立ったわけだ。

金融危機以後、パーム ジュメイラより大きな規模のウォーターフロント,ザ ワールド,新空港プロジェクトなどがすでに中断され、今年新たに発注された不動産プロジェクトは一つもない。経済危機以後、アラブ首長国連邦で中断された400ヶ余りの不動産開発プロジェクトの大部分がドバイで進行されたものだ。

資本流入の中断は不動産価格下落につながり、それが資本流入を遮る悪循環を産む。ドバイのJBRやジュメイルレイクスタウン,ダウンタウン地域などの住居価格やオフィス価格は1年間で半値に下がった。英国系最大不動産会社のハムプトンのチャン・ヘジン氏は「新規資本供給がなく新しいプロジェクトは全くない」と話した。モラトリアム宣言は活気を取り戻すように見えた不動産市場にさえも冷水を浴びせている。
ドバイ/リュ・イグン記者ryuyigeun@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/390452.html 訳J.S