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ダース持分 5%、MBの清渓財団の中へ

原文入力:2011-04-11午後10:31:08(1348字)
義理兄弟 キム・ジェソン氏夫人が寄贈…時価総額 100億ウォン 内外
長兄 イ・サンウン氏 筆頭株主に…実所有主論難 再び火がつく

イム・インテク記者

←ダースの持分変動内訳

去る大統領選挙当時、李明博大統領の実所有論難が起きた株式会社ダースの持分の一部がイ大統領の献納財産を管理する‘財団法人 清渓’(以下、清渓財団)へ渡り、最大株主が変わるなど大幅な持分変動が発生したことが11日 確認された。

金融監督院の電子公示システムに去る8日付で登載されたダースの財務諸表監査報告書を見れば、昨年死亡したイ大統領の義理兄弟キム・ジェソン氏の持分の内から5%(1万4900株)がイ大統領の財産献納を通じて作られた清渓財団へ渡った。ダースの監査報告書は新韓会計法人が3月9日付で作成し、去る8日 金融監督院に提出された。

清渓財団関係者は「亡くなったキム・ジェソン氏の夫人 クォン・ヨンミ氏が昨年11月、相続開始日に財団に持分出捐の意思を明らかにしたが、故人と話があったようだ」として「外部資産の財団編入はソウル市教育庁の承認事項であり、去る1月10日付で承認が下りた」と話した。

ダースの持分変動により従来は2位の大株主だったイ大統領の実兄イ・サンウン氏が筆頭株主(46.85%・13万9600株)に上がり、筆頭株主だったキム・ジェソン氏の持分の相続を受けた夫人クォン氏が2位株主(43.99%・13万1100株)になった。清渓財団は5%持分で3位株主に位置し、4.16%(1万2400株)を保有するキム・チャンデ氏が4位株主となった。キム・チャンデ氏は李明博大統領の故郷の友人で清渓財団の監査だ。

ダースの今回の持分変動によりイ・サンウン氏の持分46.85%と清渓財団のダース持分5%を合わせれば51.85%に達することになった点が注目を惹く。イ・サンウン氏と清渓財団が同意すればダースの主要意志決定を左右できるようになったためだ。ここには清渓財団が5%持分だけでダースの主要意志決定過程でキャスティングボートを行使できるという意味も含まれている。イ大統領と近い人物らが布陣されている清渓財団がダースの主要株主となりながら、去る大統領選挙時に提起されたダースの実所有主論難に再び火がつく可能性もなくはない。

清渓財団にはイ大統領の婿であるイ・サンジュ弁護士、パク・ミソク前大統領府首席などが理事として参加しており、大統領選挙キャンプで仕事をしたソン・ジョンホ前法務部長官が理事長を受け持っている。ダースには昨年からイ大統領の息子 イ・シヨン氏も勤めている。

清渓財団関係者は「理事会決定により財団がダースの株主総会などに参加できるだろうが、まだ理事会で議論したことはない」と話した。清渓財団が譲り受けたダース株式 1万4900株の時価総額は100億ウォン内外だと清渓財団側は明らかにした。イム・インテク記者 imit@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/472470.html 訳J.S